メイくだらなくないもん!
くだらないことを考えるのが大好きだ。授業とか興味のない話を聞いている時は大抵他の事を考えている。だから成績が伸びないんだという声もあるだろうが放っておこう。私は興味のない話は聞かない主義なのだ。それは置いておいて、今日考えたことを聞いてもらおう。今日考えたのは、「となりのトトロ」のカップリングについてである。
「となりのトトロ」についてはもはや解説不要なほど有名なので省くが、簡潔に言うと、「ジブリの傑作」だ。その傑作っぷりに巷では、沢山の二次創作が作られている。例えば、メイちゃんとサツキちゃんのその後の日常が描かれたり、更にはもっと先が描かれたりしている。そういった創作はとても解像度が高く、私も楽しんで見させて頂いているのだが、そこで大きな議論が起こる題材がある。そう、それが、「CP論争」である!!!
例えばトトロでいくと、サツキちゃんの隣はカンタしか居ないと私は思っている。面倒見がよく、しっかりしているサツキちゃんと、イタズラ小僧だが、ここぞと言う場面では頼り甲斐のある一面を見せるカンタのカップリングには、まさに億泰もこう叫ぶことだろう。
証拠に2人の初夜を想像してみよう。高校に進学し、付き合い始めたサツキとカンタ。付き合い始めてから2ヶ月が経ったある日、サツキがカンタを家に誘い、こう言うのだ。「今日誰も家にいないの」と!!!!もうここまで書けば、あとは説明は不要であろう。温もりの部屋の中、愛を確かめ合う2人。逆にこれ以上書いてしまうと白く染められたオジャマタクシが私のトウモコロシ(というかベビーコーン)からこんにちはしてしまう。それはまずい。なんせ子供向け映画の話である。こんにちはするのはトトロだけでいい。なんならサツキとカンタの邪魔になるくらいならトトロもこんにちはするのは自重して欲しいくらいである。このような感じで完璧なサツキとカンタのCPだが、この界隈には大きな敵がいる。それは、「メイ×カンタ」である!!!
ここまで「サツキ×カンタ」で話を進めてきた私だが、「メイ×カンタ」にも一理あると考えている。確か作中ではメイ 4歳 サツキ 12歳である。ということはカンタも12歳である、、、1番ちょうどいい年齢じゃないか!?
8歳差ということはカンタが20歳の時、メイは12歳である。メイ20歳の時、カンタ28歳である。まずいぞ。薄い本が出来上がってしまう。
幼い頃から一緒にいる寛太に憧れを持つメイ。その憧れはいつしか恋心に変わってゆく。高校卒業のタイミングでサツキは東京の専門学校に通うため上京。カンタは地元で働き始める。サツキという存在がいなくなったことで1度は疎遠になってしまったメイとカンタだが、サツキが同窓会のために帰省したタイミングで再び出会う。坊主で芋っぽかった印象はどこへやら、今では整った顔つきのイケメンとなったカンタ。その姿を見てメイの恋心は再び熱をあげる。同窓会当日、話も盛り上がり、すっかり酔っぱらってしまった寛太。運転することも無理なので、サツキの言葉に甘え、メイの家に泊まることになるのだ。(ちなみにこの世界線でのサツキは既婚者である。)すっかり夜も更けた頃、物音でカンタは目を覚ます。すると、暗がりに何やら人の気配がする。誰だ?と思い目をこらすと、それはメイであった。何事かと問うカンタ。それに対し、メイはここぞとばかりに、これまでの想いをカンタに伝える。その想いを受け取ったカンタは、意を決し、メイと一夜を共にすることを選択する。これが初めてだというメイに優しく手ほどきするカンタ。どうだ?怖くないか?と問いかける声にメイはこう答えるのだ。「メイ、怖くないよ♡」と、、、、(ちなみに、これがメイの恋心を知ったサツキの策略であることは言うまでもない。)
我ながら解像度が高すぎる。さながら4K越えて8Kテレビのようだ。全国のトトロオタクの皆さん、僕を買いませんか?8Kテレビよりはお安くしておきますよ?
というか「サツキ×カンタ」を推していた割には、「メイ×カンタ」のエピソードが長すぎた。もはやオジャマタクシだのトウモコロシだの言っていたのが懐かしいまである。この2つのカップリングの善し悪しを決めることなんて私には出来ない。ただ1つ言えることは、カップリングを考えるのはとても楽しいということである。最初の方ははくだらないことと言っていたが、これはくだらないでは片付けられない。全国民が早急にあらゆる創作物のカップリングを考えるべきである。そうすればより良い人生が送れることであろう。ソースは俺。
ちなみに、まだまだトトロカップリングは存在する。しかし、それらはかなりレベルが高い。「トトロ×メイ」「トトロ×サツキ」なんなら「トトロ×カンタ」などもある。それはさながら、踏み込むのは容易いが、帰るのは一筋縄にはいかないアビスのようである。
皆さんも、カップリングを考えるなら、深淵までは行ってはいけない。どこかの誰かのように帰って来られなくなるかも、、、
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