記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

【考察】黒ひげの体の異形に関する思いつき【ワンピース】

黒ひげの正体についてふと思いついた説があるので書いていく。自分で考えておいてなんだが正直無理があるような・・・という出来なのでなんかバカな事言ってるアホがいるくらいのテンションで読んで欲しい。なんなら一番下の結論だけ読んで「はい、解散」でもいい。

前提

既存の説について

黒ひげの体の異形については色々な説がある。イヌイヌの実幻獣種モデルケルベロス、タコの魚人、後頭部にもうひとつ頭がある等。この中のひとつイヌイヌの実幻獣種モデルケルベロス説に関しては100%あり得ない。それは黒ひげの体の異形について判明している情報をひとつひとつ読み解けば分かる。

黒ひげの体の異形について判明している情報

黒ひげの体の異形については下記の情報が判明している。

  1. 白ひげ海賊団は黒ひげの体の異形の事を知っている

  2. その異形は悪魔の実の能力を2つ以上保有出来ると納得出来るものである

  3. 体の異形を活用した悪魔の実の能力取得はグラグラの実が初めて

  4. その異形はひと目で分かるようなものではない

3については明言されているわけではないがグラグラの実を取得した時の描写からそう推測できる。そして3と1こそがイヌイヌの実幻獣種モデルケルベロス説を否定している。

イヌイヌの実幻獣種モデルケルベロス説があり得ない理由

黒ひげがケルベロスの能力者であった場合、上記1から白ひげ海賊団は黒ひげがケルベロスの能力者である事を知っている事になる。しかし黒ひげはサッチを殺してヤミヤミの実を奪ってそのまま逃亡している。つまりその時点ですでにケルベロスの能力者であった事になる。しかし黒ひげがグラグラの実の能力を奪った時に白ひげ海賊団のクルーが「悪魔の実の能力を二つ得る事は不可能なハズ」と言っている。もし黒ひげがケルベロスの能力者であったならヤミヤミの実の能力を使った時点で悪魔の実の能力を二つ得ている事になりグラグラの実の能力を使った時点で三つ目となる。マリンフォード頂上戦争終了時点で黒ひげが保有している能力はヤミヤミの実とグラグラの実の二つ以外あり得ない。

黒ひげ以外の体の構造が異形な登場人物

実は黒ひげ以外にも体の構造が異形であるかその可能性のある登場人物がいる。ただし身長が数メートルあるというような現実世界ではあり得ないもののワンピース世界では普通に存在している体の構造は含まない。

まず一人目はバーソロミュー・くまでエッグヘッド編においてジュエリー・ボニーの発言から特殊な種族である事が明らかになっている。さらにボニーが覗いたくまの記憶から幼少期のくまがどこかに軟禁されていてそこは戻れば死ぬような場所であった事も分かっている。体の構造が異形である旨の説明はないが軟禁されていた場所が誰かの研究所でそこで体の異形についての研究の為の実験体となっていた可能性はある。

二人目は百獣海賊団のキングことアルベルでルナーリア族である事が分かっている。その体の構造はまさに異形で背中から翼が生えている他、背中から炎が出ていて異常に頑丈な体をしている。その炎を消す事で防御力が下がる代わりにスピードが上がる特性もあり、さらには炎自体を攻撃に使う事も出来る。

探せば他にもいるかもしれないが直近だとこの二人が体の構造が異形であるかその可能性のある人物となる。

推測

動物系悪魔の実のモデルとなる動物

動物系悪魔の実は基本的に実在する動物がモデルになっている。ヒトヒトの実なら人間、イヌイヌの実なら犬がモデルとなる。だが中には古代種や幻獣種という特殊なモデルも存在しており古代種はかつて存在していた動物であると推測出来る。幻獣種については三つの可能性がある。一つ目は神話に出てくるような空想上の動物である可能性、二つ目はかつて本当に存在していたが神話としてしか語り継がれていない動物である可能性、三つ目は実在する動物でありまるで絵物語のような特殊な能力を持つ動物である可能性である。

ミンク族の存在

動物といえばゾウ編で登場した獣人ミンク族がいる。彼らは兎や犬、猫などの実在する動物と人間のハーフのような見た目の種族である。彼らは人間を毛の薄い猿のミンクと認識しレッサーミンクと呼んでおり、体毛が少ない事に憧れる者もいる。レッサーミンクが人間だけなのか他にも例えば犬のレッサーミンクのような存在がいるのかは不明である。

古代種や幻獣種のミンク族

実在する動物のミンク族がいるのであれば古代種のミンク族も存在していた可能性はあるのではないか?もし幻獣種がかつて実在していたのであれば幻獣種のミンク族も存在していたのではないか?現時点で作中にそのような描写はないが可能性はあるのではないかと思う。例えばルナーリア族がフェニックスのような炎を操る幻獣のミンク族の可能性もゼロではない。。。はず。

結論

黒ひげは幻獣ケルベロスのミンク族と人間のハーフ

はい、解散

あくまでワンピースの世界に幻獣が存在する事と幻獣のミンク族が存在する事、さらにはミンク族と人間のハーフが存在していてその見た目が人間よりであるという三つの仮説を前提としたもので、可能性はゼロではないものの正直新説と言っていいのか?これはただの妄想とするべきではないか?という内容になっている。もし仮説のうち一つでも今後作中で否定されたらこの説は否定される。

ワンピース世界にケルベロスは存在するのか

まずワンピース世界にケルベロスが存在するのかどうかだが存在する可能性はあると思う。ウソップとウソップ海賊団が犬を追いかける時に「ケルベロスだ!」と言っていた事から少なくともワンピース世界の人間はケルベロスを知っている。これは記憶があいまいだが麦わらの一味がスリラーバークでケルベロスを見た時の反応とパンクハザードでドラゴンを見た時の反応は違うものであったように思う。ワノ国編で恐竜の姿を見ても実在を疑うようなセリフは無かったしそれはケルベロスの時も同様であったはずだがドラゴンを見た時は「あれいたんだっけ!?」と実在を疑うセリフを言っている。つまりドラゴンは実在するはずのない動物でケルベロスや恐竜は実在していてもおかしくない生物であると認識している。通常の生物とあまり変わらないが今は絶滅している動物を古代種、実在はしているもののまるで絵物語のような特殊な能力を持つ動物を幻獣種と呼んでいるのではないだろうか?だとすればケルベロスやフェニックスがどこかで実在していてもおかしくないし、それらのミンク族がいる可能性だってゼロではないはずだ。そう考えると黒ひげがイヌイヌの実幻獣種モデルケルベロスの能力者である可能性は無いもののケルベロスの実が存在している可能性もあると思う。

正直当たりそうにないけど考えるのは楽しかったからそれでいいや。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?