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積読家の読書記録

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読書の記事をまとめました。
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2023年10月の記事一覧

『心を病んだらいけないの?』
精神科医と歴史学者が平成〜令和の『社会』の変化を切り口として発達障害や鬱毒親などのメンタルヘルスの問題と、共感を大切にした『対話』をすることで主体性を回復する治療法を語る。

癒やし本では無い。
読み辛くても終章まで読めば、何かの発見があるかも。

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『どうしても生きてる』朝井リョウ

六編の短編掲載。
ハッピーエンドの話は一話のみ。社会生活を送っているようにみえる『普通の人』。皆それぞれ『人に言えない何か』を抱えている。
『身に覚えがある何か』で痛みを感じるか癒やしを感じるかは、読み手次第。
メンタルダウン中は避けるべし。

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『平安女子は、みんな必死で恋してた』

私にとっての『古典』は、高校で『受験勉強』のために勉強したもので、ただの『文法』だったが、著者の超訳を読むと1000年前の人々も我々現代人と同じような事で悩んだり、考えていたことがわかる。『古典文学』の入口にオススメ。

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図書館の「利用者のオススメ本」にあった『チーズはどこへ消えた?』就職した頃(01年)に話題になっていた。

今の私にぴったりな本でした。
『大切なモノ』を無くした時に、自分がどんな行動をしているか第三者の目で観察し、今後の行動を考える機会を得ました。

執着&喪失感に悩む人へ。

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