投資に興味を持つと街中を歩くのが楽しくなるという話

日常生活の中で楽しいことが多くあったら嬉しい。
アホみたいな言いっぷりだけれど、そりゃそうでしょう?
株式投資を趣味にすると街中を歩いているだけでも、ちょっとした楽しみが増えるというそういう話を今回は書きます。

株式投資というと、理性・理論ではガリガリやって年平均8%のリターンが得られるならかなりうまく行った状態というのは頭ではわかっていると思います。
効率的市場仮説や現代ポートフォリオ理論も承知しています。
でも、本音ではめちゃくちゃな値上がりをして大儲けさせてくれる企業に投資したいという気持ちがないと言うと嘘だと思います。

本音ではそういう下心があるから、市場を出し抜けるような気付きを見つけられたんじゃないかと思うととても嬉しい。理屈でいえば、10年で2倍なら可能じゃないかと考えつつ心の中では数年で10倍になるかもと思っているような感じ。
実際に投資するかどうかは自分の決めた基準に沿ってすべきだと思うけれど、良い投資先じゃないかと思える会社を見つけられるととても嬉しい。

振り返ってみたら、買えたはずの成長企業なんてたくさんあるはず。
私の実体験から言えば、コメダ珈琲、ゼンショー、セリア、トリドール、物語コーポレーション、バロー、神戸物産、今だと株価が下がってしまった会社もあるけれど、振り返ってみて価格が高騰する前に良い会社として知っていた。これだって仕事周りの企業は入れていないぐらいで、仕事を含めたらもっと数は増える。

具体例に挙げたのは小売店や飲食店なので自分が利用者として店舗の中を歩き回ったり食事をしたりする場所だ。
やたら店舗数が増えているお店、流行っている店を見つけたら店舗の運営が効率的かなど考えてみると妄想が広がって楽しい。
なんだったら、行列に並ばされているときでもひょっとして良い会社見つけたんじゃないかと思えば楽しめるかもしれない。

反対に、投資を検討している会社なら実際にサービスを使ってみる。少なくともお店を実際に見てみることも楽しい。
私はパチンコを一切やらないのだけれど、パチンコ関連の銘柄が投資対象として有望そうだと思っていた時期にはパチンコ屋に行ってどんな台に何人ぐらいいるのかを覗きに行ったりした。

他者から見ると何が楽しいのかすら分からないかもしれないが、当人は楽しい。好奇心を持って、何かを見るという事が楽しいのだと思う。
いつか無人餃子販売所の運営会社が上場する日も来るかもしれない。知らんけど。

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