きつねうどん式桐谷流優待投資法の検証_02
TOBだと・・・
本記事は、優待投資家桐谷さんの投資手法を参考に優待銘柄を総合利回りを基準に選んで投資するとどうなるのかを検証しようというシリーズである。
本日のポートフォリオは下記の状況。
基本的には月に1回程度、ポートフォリオを眺めて楽しもうというというつもりでシリーズを始めたのだが、組み入れ銘柄のローランドDGのTOBが発表され、本日の終値は4,570円前日終値から18%以上の上昇を見せた。
予想していなかったことが起きたというのが本日の状況。
こういった場合の取り扱いはルールに定めていなかった。
本シリーズでは基本的にはバイアンドホールドを前提としており、株主優待の魅力が小さい場合に限って株価が2倍になるか半分になった時点で利確・損切するというルール設定をしている。
今回のケースでは、TOBが成立した場合株式を保有し続けるメリットはほぼなくなるため、TOBへの応募か事前に市場で売却することが妥当だろう。
TOBへの応募か市場での売却か
結論から先に述べると、市場での売却を選択する。
理由は、きつねうどん式桐谷流優待投資法では、以下2つの評価ができない。
TOBが成立するか否かの評価はできない
株価がTOB価格に対してどこまで近づくかの評価ができない
直感的には素直にTOBに応募しておけばよいだけの様には思うのだが、一応TOB失敗の可能性も考慮しての判断である。これは、きつねうどん式桐谷流優待投資法、最大限保守的に利益を取ための判断である。
上記条件を踏まえて、明日の時点で売却扱いとする。
現実的にいくらで取引が成立するかを計算するのは手間なので、2024年2月14日終値を約定扱いとする。
また、売買手数料は0円、税率20.315%として計算する。
雑談
このシリーズは遊びでやっているものなので、まぐれ当たりである。
正直に言ってローランドDGが何をしている会社かすら知らない。ただ単に優待と配当利回りだけを基準に組み入れた企業である。(この投資手法がそういう手法だからであって決して勧められる方法ではない)
困ったことに、ポートフォリオの組み入れ銘柄の50%以上を占めていたローランドDCを売却するとなると代わりになる企業を探さなければならない。
シミュレーションとは言え私の生活の中で欲しいと思える優待を提供している企業を選んでいるので、今週末検討することとする。
悩みどころは、欲しい優待がなければ、クオカードで優待を実施している企業になってくる。クオカードのようにただの金券だと、投資手法のロジックに従うと利回りの高い順に企業を選ぶことになる。
あまりそれだと面白くない…
途中でルール変更すると検証の意味がなくなってしまうので、1年位は現行ルールを維持しようと思っている。
しばらく様子を見つつ来年ルール変更するか否かは最終判断をしたい。
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