カモメの識別も難しい(ズグロカモメ?ユリカモメ?)

画像1 今回は、少し前に撮った写真の鳥がユリカモメかズグロカモメか識別に迷っている記事です。鳴き声はズグロカモメの鳴き声を実際に聞いたことがないので、ネットで聞いたのと似たような鳴き声が響いていたかもしれいないくらいしか分かりませんでした。
画像2 両者の違いは、ズグロカモメが嘴が太くて黒色に対し、ユリカモメは嘴が赤色です。しかし、ユリカモメにも黒ずんだ赤色の個体がいるので、こういうような写真だと光の加減で黒っぽく見えているのかどうか判断がつきません。RAWファイルのシャドウを上げたりして確かめると一応黒には見えているのですが…
画像3 個体数的にはズグロカモメの方が圧倒的に少ないので、確率的にはユリカモメです。それに、自分は一度ズグロカモメ、とくに夏羽を見たいと思っています。その気持ちが強すぎて、目の前のユリカモメをズグロカモメだと思いたがっているのではないかと疑心暗鬼に陥いっています。
画像4 大きさ的にはユリカモメは37-43cm、ズグロカモメは29-32cmでずんぐりした体形なので、ユリカモメの方が一回り大きいですが、これでは分かりません。
画像5 本当は、止まったところなど色々な角度から撮れた写真があればよいのですが、遠くに行ってしまったので、写真はこれだけです。
画像6 ズグロカモメ・ユリカモメそれぞれの羽の特徴はあっても、お互いに似たような個体もいるそうなので、私では見分けがつきませんでした。ユリカモメは翼下面の黒色部分が多いそうなので、そう考えるとズグロカモメのようですが…
画像7 一応、羽の白さと嘴の黒さからズグロカモメとしておきたいと思います。本当はこういう場合のために何回も同じフィールドに通うのがいいのですよね。年内にもう一度行きたいなぁ。お付き合い下さり、ありがとうございました。参考文献:『鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑』(3版)

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K.Y.
頂きましたサポートは、佐伯区・安佐南区で野鳥撮影前にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋や手袋代・長靴代に充当させて頂きます(結果は「つぶやき」でご報告します)。それなりの金額に達しましたら、大型のゴミ(自転車、冷蔵庫など)の処理も検討し、その一部にさせて頂くかもしれません。