2024/5/16の野鳥写真(ハチクマ?)
先日、通勤前にキビタキに会いたいと思い、キビタキの鳴き声が聞こえる林へ行こうとしたら、その途中の空き地の上空をトビくらいの大きさの野鳥が飛んでいました。
トビにしては色が白い気がして、一応写真を撮っておきました。
ただ、トビがよく飛んでいる場所ですし、尾が扇形ではなくトビのように角張っている気もしました。
よって、トビの可能性が高いと、撮った写真はあまり気にしていませんでした。
今日、なんとなくその時の写真を確認するためにPCで拡大してみると、羽の模様が明らかにトビと違います。
図鑑と照らし合わせると、一番近いのはハチクマでした。飛翔時の横顔は遠いですが、顔つきもハチクマのような気がします。
夏鳥のハチクマはずっと見てみたい鳥でした。
まず、以前からクマタカを見てみたいという気持ちが強く、クマタカに似ていて、しかもハチを食べるために羽毛等が進化しているハチクマにも興味が湧いていました。
しかも、ハチクマは、図鑑に「優しい顔つき」などと書かれるように、写真を見ると、猛禽類にもかかわらず「ハト」のような穏やかな雰囲気です。
実際はハチ以外にもカエルなどを襲うので、普通の猛禽類ですが、目つきなどが優しく感じます。
なお、タカは渡りの時期によく通るルートがあって、そこに行くと見られるという説明が書籍やウェブでよくされています。
裏を返せば、そういう場所を知らなければ見づらいということだと思いますし、仮にそのような峠を知れたとしても、そこはカメラマンで混むでしょうから、静かに野鳥観察したい初心者の自分としては近寄りがたい場所です。
ですので、渡りのタカを見るのは無理かもしれないと半ば諦めていました。
ちなみに、動物園ですと、ハチクマは多摩動物公園にいるようです。ハチクマを見たいなら、首都圏に戻った時に多摩まで行けばいいと思い始めていました。
その中で地元近くでのハチクマとの出会いです!本当に嬉しいです。
(動物園で見てみたい気持ちも依然としてあります。)
ちなみに、猛禽類は気温が上がって上昇気流が出る昼前辺りから飛翔すると言われていましたが、その時は朝7時半頃に見ました。
引用した野鳥図鑑の最新版(第4版)はこちら。
気温が急激に上がったりしていたのでしょうか。
冬には朝にノスリを見たこともありますし、朝だから猛禽類は諦めるということもしなくても良いかもしれません。
今回もお読み下さり、ありがとうございました。