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2024/5/20の野鳥写真(セッカ、ウグイス、ムクドリ、コシアカツバメ、ヒバリなど)

 昨日は思ったよりも天気が良くなかったので、月曜のフレックス勤務のメリットを活かして、午後にいつもの河川敷に行きました。
 オオヨシキリを撮りたかったのですが、今までの感覚よりも頻繁に逃げられました。こんなに警戒心の強い鳥だったでしょうか。
 今日は風が強く、青空を背にした野鳥の写真を撮りたかったので「飛びもの」にも挑戦しました。
 向かい風を受ける野鳥の飛翔速度はそれほど速くないかと思い、シャッタースピードを遅めにしました。
 ですが、かなりの写真が被写体ぶれしていました。野鳥の速さはあなどれません。
 今日は、見かけた野鳥をいつもより多くご紹介したいと思います。
(※「ホオジロ」のところでは虫をくわえた野鳥の写真がありますので、ご注意ください。)


セッカ

 まずオオヨシキリの鳴き声が聞こえる川岸の茂みに向かいました。私が近づくと、ぴたりと鳴き声が止みます。
 再び鳴き始めるのを待っている間に、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴きつつ、セッカが上空を旋回し始めました。
 セッカは、茂みの中ではなく、草の上の方に止まってくれるので、降りてきて止まるのを待っていましたが、今日に限っては撮りやすい所に止まってくれません。
 ここでのオオヨシキリとセッカの撮影を諦めて、別な場所に移動することにしました。
 去り際にセッカの飛んでいる所を撮りましたが、シャッタースピード1/2500秒で被写体ブレをしていました。
 風に吹かれてよろよろ飛んでいるようで、やはり速い!

晴天で光が強かったので、ISO感度を気にしなくてよかったのですから、1/3000秒~1/4000秒で撮るべきでした

ハシボソガラス


 移動中、電柱の上にハシブトガラスがいると思って撮りました。
 ここでは、ハシブトガラスよりハシボソガラスが圧倒的に多く、ハシブトガラスは珍しいので。
 ただ、写真をよく見たら、頭の形がハシボソガラスでした。
 まだまだ、識別もうまくありません。

マガモ・カルガモ

 堤防上の道路から川を見ると、マガモのオスが見えました。そばにいる茶色の個体はマガモのメスかなと思っていたら、近づいてみると、カルガモの群れでした。

こういうとき、どう感じているのでしょう。他のカモでも一緒なら満足なのでしょうか。

ホオジロ

 しばらくカモのいる中州を見ていました。
 どこからコチドリの声が聞こえるので、見つけようと目を凝らしていると、横で「チッチッ」とかわいい鳴き声が聞こえます。
 川から目を離してコンクリートの護岸を見たら、エサをくわえたホオジロがいました。
 

姿勢的に、エサを掲げているように見えて、幸せそうです
エサをくわえてウロウロ
草の上に飛び乗ってキョロキョロ

 もしかして巣が近いか、幼鳥が近くにいるのかと思い、あまりジロジロ見ないようにしました。
 この後すぐ、川の中州でコチドリを見つけて目的を達したので、この場を離れました。

コチドリ

遠くて、しばらく全然見つけられませんでした

トビ

 常に複数のトビが空を舞っていました。

コシアカツバメ

 川岸を移動していると、1本の樹の周りをぐるぐる回るように数羽のツバメが飛んでいました。
 その追いかけっこのような様子が面白いのと、飛ぶ軌道が予測できれば、速いツバメでももしかしたら撮れるかと思い、カメラを向けて連写しました。
 近に来た時は撮れなかったのですが、離れて距離がとれた時に何とかファインダーの中に収められました。
 家に帰って写真を拡大してみると、体下面に縦班があり、後頭部が赤褐色です。
 ツバメではなく、コシアカツバメでした。

速かったので、シャッタースピードは1/4000秒です


ヒバリ

 ツバメとお別れして、河川敷を進むと、空を騒がしくさえずりつつ飛び回る鳥がいます。
 セッカかと思ったら、鳴き声が違いますし、地面に降りたので違和感を覚えました。
 もう一度飛び上がってさえずるのを待ってみると、ヒバリでした。

右下は屋根です
SS 1/2500秒で大丈夫でした。ブレてはいませんが、結果オーライです。確実に撮るなら、SSをもっと速くすべきでした。

ムクドリ

 さらに川の上流方向へ歩いていきます。河川敷は、草むらから、徐々に草の中に生える樹木が多い場所へと変わっていきます。
 ここでもオオヨシキリが鳴いていましたが、逃げてしまいました。
 オオヨシキリが戻ってこないか少し待っていたら、ムクドリの群れが木々の間を移動していました。
 しばらくして木の実をついばみ始めました。

赤い実より黒い実の方がおいしい?

ウグイス

 木々の間を抜けて、再び草むらが広がる所に出ました。
 セッカが飛んでいましたが、ここでも警戒されたのか、見える所に降りてきてくれません。
 近くではウグイスが鳴いています。
 今日も、ここまでのいたるところでウグイスの鳴き声が聞こえていましたが、日差しが強かったり虫がすごかったりして、茂みの中からウグイスが出ているのを待つ場所が無かったので、撮影は諦めていました。
 この時もウグイスを見れると期待していなかったら、木々の間に小鳥が見えます。
 西日が強くて、最初は色がよく分からず、ウグイスか確認できなかったのですが、とりあえず撮りました。

最初は向こう向きから、こちらを

 撮影している途中で、こちらを向いてさえずってくれたので、ウグイスだと確認できました。

鳴き声は綺麗でした


 こんなにはっきりウグイスを撮れたのは久しぶりです。
 


 

 今日見た野鳥は、写真で紹介した11種のほかに、コサギカワウスズメキジ、オオヨシキリの合計16種類でした。
 日差しが強い中、2時間半ほど歩きましたが、大満足でした。そのため、疲れを感じずに帰りました。

 今回もお読み下さり、ありがとうございました。

頂きましたサポートは、佐伯区・安佐南区で野鳥撮影前にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋や手袋代・長靴代に充当させて頂きます(結果は「つぶやき」でご報告します)。それなりの金額に達しましたら、大型のゴミ(自転車、冷蔵庫など)の処理も検討し、その一部にさせて頂くかもしれません。