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数字が苦手な私が数字の勉強をする事になった話

私はLDなのかなと思うほど、数字が苦手。
計算ということだけじゃなく、数字というものを記憶する事ができない。
恐ろしいほど間違える。
過去にやっちまった間違いは数えきれない。
モノの値段、日付、個数、人数、車のナンバーなどなど
はっきりと覚える事ができない。
記憶できないし間違える事が多すぎる。
苦手すぎて、経理担当を雇うほどだ。

そんな人間がマーケティングの勉強をしてるなんておかしな話をこれからしよう。

とある講習会に応募した。
きっかけは、飲食店の仕事をしてから出会ったとあるお2方に 『辰巳さん、応募しなよ!』と言われたこと。
2人に言われるってことは、やるしかないやつじゃないか?!と、思い、ダメ元で応募した。
自分としては100点満点中50点もいかない赤点ギリギリかなってくらいの作文を提出。今年はダメだろうな。来年また応募して受かればいいな、くらいの気持ちだった。
受からないと思ったから、講習会のある日にイベント出店とエスコンのチケットも買ってしまった。

それが何故か受かってびっくり。
え?!フワフワした内容だったからこれで良かったのかなって不安だったんだけど

でも受かったからには
予定を変更して受講する事にした。
マジで行く前は不安しかなかった。
応募した事を後悔するくらい、事前準備何もできないし、とうもろこしの発送とかいっぱいありすぎたり、イベント続いてたり、お盆で普通に忙しかったりで、自分のみじんこのようなメンタルが削られてた。
前日に半泣きでひどい資料を作ったりもした。

もっと心に余裕があって前からやっていれば
なんか上手いことやれたと思うけどなんて言ったって
意味なし

冒頭で数字が苦手と言ったけど、
講習会の日にちを間違えて記憶してしまい、
ホテルの予約の日も間違えてしまっていた。
幸か不幸か2泊取っていたのでどうにかなったけど、
早起きが苦手だから前日入りするつもりが
当日早朝に出なければならないという最悪な状況。

ゲッターズの占い本(私は金のインディアン)でおそらくここの時期はズドーンと落ちてる時期なんじゃないかと推測してるので、帰ったら答え合わせをしようと思う。

なんか色々凹む事が続いた日だったのだが,
朝4時に起きて、電車に乗って、仮眠取れたのが救い。だいぶ久しぶりの座学で眠くなることなく集中できた。

参加者は皆さん大手の方ばかり。
なんでこんなに高収入な方々いっぱいいるの?!
私場違いじゃない?!
しかも私より若いのにガンガン稼いでる人いっぱい…
そんな人達も貪欲に学びに来てる。

さて、マーケティングのお話。
(これはおそらく合格した人しか知り得ない情報なので漏らすことはできないと思われるからここでは詳しくは書かない。)

嫌厭していた数字を学ばなければならないのかと思っていたが実はそうじゃなかった事が大きな学び。

もちろん数字は大事だし、それは証拠となり何度も見直すことで利益をアップする大事なことではあるけれど
もっと大事なのは損得勘定ではなく
『人間力』ということ。

物価高の影響もあってロスを怖がり新しいことに挑戦できなくなっている昨今。
それでは大きく飛躍できない。
失敗しなければ成功はない。
もちろん売れないから失敗というわけではないと思っている。

きっとこの商品を欲してくれるお客さんは絶対いる。
そのお客さん作りを怠らないことがとても大事だと学ぶ。
アフターフォローができない企業に固定客はつかない。
今後やるECも送ったら送りっぱなしではなく、
その後のやり取りを大事にすること。これはクラファンも同じとのこと。


おもちカリころをどこに販売するか
どうアピールするか
マイチャネルとマイブランドを作る

私が上川町役場に勤めていた頃、
おもてなし講座があった。そこで『ホスピタリティ』という言葉を知る。
つまりは『お客様へのお役立ち』=『おもてなし』だ。
上川町は観光地なので『おもてなしの町』という謳い文句があり、その講座を役場内や層雲峡でやってた事がある。おもてなし6箇条なんてのもある。
そういうことを学んできた私は、ホスピタリティという言葉がここでも出てきて納得する。
お客さんが満足するのは味だけじゃなくサービスだからだ。
そして商品のファンになってもらうだけじゃなく、
働く人のファンになってもらうことが大事。
そのために大事なのがやはり『ホスピタリティ』というわけだ。

上川町という唯一無二のブランド(高付加価値)と
おもてなしの精神であるホスピタリティが
お客さんの心を掴む。

もちろん唯一無二のブランドを活かせる商品を生み出してからの話。

そこをガンガン考えて
何度も失敗しながらやるわけなのです。

この二日間で色んなアイデアが私の頭の中に浮かんだ。
すぐ忘れちゃうからメモした。
明日お店に戻ったら一度やってみよう!!って思っている。

少し前まで、忙しすぎてホスピタリティな気持ちにはなかなかなれなかった。
笑顔になれなかった。
あつい、つらい、忙しくてしんどいが先に出てお客さん目線になれなかった。
子供達に『自分がされて嫌なことは相手にしない』ということを小さな頃から言っていたのに
自分ができてなかった。
日々反省だ。
そして大きなミスがあり、お客さんからのクレームが入る。(クレームというのはお店側の言い方で、ミスしたのはこちらなのになんとも失礼な言葉だ。)
聞いた時はショックすぎて、またメンタルだだ下がり。

でも講師の先生に相談したら
『ピンチはチャンスになる』と、教わる。
そうか、ここからが腕の見せ所ってわけだ。

誰がミスしたかどこでミスしたかを調べることはするけど、
それを攻めたところで何にも生まれない。
原因追及して今後は気をつけるようにするのは大事。
そして迷惑をかけてしまったお客様にお詫びをする。
そのお詫びにどれだけのホスピタリティを費やせるかだと思っている。
(これはやりすぎてもよくないけどね)

生きていればミスもあるし
辛いこともある。
でも札幌まで来れて
この会で学べたことは確実に
一生の宝になる。
たくさんの仲間を待てたし
たくさんの相談相手ができたことはとても大きい。

明日からまたいつもの日常が始まる。
一昨日の自分に戻るのではなく
新しい自分になって仕事をしよう。
ストレスマックスだったけど
むっちゃくちゃ刺激をバンバン受けたので
やらねば!とお尻に火がついた。

変化し続ける札幌だけど変わらないものもある。
それが好きな人は必ずいる。
エモーショナルはマーケティングに不可欠。


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