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日記#57 追い抜く時は楽しいけど、追い抜かれる時は苦しい。

2023.5.19
テニスNote #6

卓球の石川佳純さんが引退会見で言った言葉がとても印象的だっのでご紹介。

会見中、記者(平野沙耶香さん)からの東京オリンピックまでのことについて質問を受けた際、

オリンピック3大会でメダルを取れたことを自分自身、すごく嬉しく思っています。
最初のロンドンでメダルが取れたのは、すばらしい先輩方がいて、背中を見て育ってきました。
そして、すばらしい後輩たちと戦ってきて、追い抜く時は楽しいんですけど、追い抜かれる時は苦しいものもあって、難しい時間もあったのですけど
でも頑張ることを辞めずに東京オリンピックの出場権を得られたのは自分自身を少し褒めてもいいのかなと思いますし、その5年間が選手としても、人としても大きく成長させていただいた貴重な時間だったと思っています

勝負の世界で戦ってきた石川選手が言うと言葉に重みがありますね。
初出場のロンドンまで期間。
ロンドンからリオまでの4年間。
リオから東京までの5年間。

それぞれの期間で自分の立場、下の世代の成長、年齢を重ねるなど、それぞれの準備期間において同じ心境なんてなかっただろうし、そこからのプレッシャーって半端なかったと思います。(卓球の注目度も年々高まってましたしね。)

「追い抜く時は楽しいんですけど、追い抜かれる時は苦しいものもあって…」
人の背中を見て、追いかけてる時は近くに目標があるから頑張れるし、近づけているのを感じられるから楽しい。

一方、立場が変わって追いかけられるようになると辛いのってすごく分かります。
追われる側ってどんな場面でも辛いですよね。
それに勝って当たり前と思われてる中、勝たなきゃいかないってプレッシャー半端なかったと思います。


勝ち続けるって、言うのは簡単ですけど本人は大変なんですよね。技術の向上だけでは解決できない、大切な要素があることを言葉を通して伝えてくれました。
(正直、こんな状況になってくると好きで始めた競技が嫌いになっちゃいそうですけど笑)


競技を通して得た色々な気持ちの変化を実体験として、たくさんの人に伝えていって欲しいなと思います。

これから新たな挑戦に向かって頑張る石川佳純さんの活躍に注目したいと思います。

長い競技生活お疲れ様でした。

今日も良い一日でした。
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