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Youは何しにiCAREへ?


はじめまして。
2023年3月にiCAREに入社しました、保健師のR.です。

入社を決める前に、たくさんの方のnoteの記事を読ませてもらいましたが
記事を書くのは初めてです。
せっかくの機会ですので、これまでのキャリアを振り返りたいと思います。
長文になりましたが、読んでいただけたら嬉しいです。

進路は流れで決めた


高校時代、仲の良い友達と3年生でも同じクラスになりたいなと、今思えばかなりしょうもない理由で進路希望を出し、理系・医療系のクラスに決まりました。
両親が ”健保組合職員✖️看護師(保健師)” という家庭環境もあり、憧れはなかったのですが、一番身近な職業と言えば医療系だったのだと思います。
地元が大好きで、上京などの考えは全くなく、たまたま合格できた地元の大学の看護学科に通うことになりました。

大学時代

教養や英語は好きだったけど、看護学の話は全然頭に入ってこない。
白衣の天使に憧れて・・・みたいな友達もいましたが、私はなんとなく流れでここにきてしまったので、特に実習は辛かったの一言に尽きる感じでした。
ただはっきり覚えているのが、産業保健の授業がたった2コマしかなかったこと、それでも楽しそうな仕事だなと思ったこと、そして、この地元には就職口はないだろう、と諦めたことです。

そして、あっさりと看護師として社会人をスタートしました。

はじめての就職

就職先に選んだのは最終的には、地元の循環器(心臓)の専門病院でした。

・実習で雰囲気がよかった
・循環器なのでつぶしがききそう
・地元であり、実家からも自転車通勤可能
・友達の多くが地元で就職
・5年働けば奨学金の返還義務がなくなる

就活のポイントは、自分の生活環境を変えずに、キャリアとしては今後どう転ぶかわからないから、つぶしがきくように。
循環器や心臓血管外科領域の看護、生活習慣病や透析導入看護などを幅広く実践できたことはとても貴重な経験でした。同期、先輩、後輩にも恵まれました。
実習していたころが一番辛くて、働いていたほうが精神的(肉体的にも?)楽だったし、働き始めてようやく看護って面白いと感じられました。結果オーライ。
しかしながら、働いてみてその職場環境について知ることもたくさんあり、モヤモヤすることが多くなりました。

はじめての転職

当時学生時代からお付き合いをしていた人(現夫)が転職して東京へ行くことになり、あんなに地元にこだわっていましたが、正当な理由で病院を辞められる!とあっさりと上京を決めました。

・すぐに働ける
・大学病院で働いてみたい
・診療科は別のところを経験したい
・看護対象も成人ではない方が経験になりそう

はじめての転職のポイントはこんな感じでした。
転職先は千葉県内の大学病院でした。新生児の集中治療室(NICU)という今までとは全く違う環境でのスタートとなりました。

看護師を辞めた

2年弱NICUに在籍、キャリアの幅は広がったと思う一方で、今後もこのライフスタイルで行くのか悩み始めました。

・家族と休日を合わせたい(土日祝に休みたい)
・生活リズムを合わせたい(夜勤)
・子供が生まれた場合も想定したい(夫以外のサポートなしで成り立つ?)
・看護職としてのキャリアは継続したい(フルタイムで働き続けたい)

自分が暮らしたい生活を叶えつつ、仕事はしっかりと続けていきたいと考えていたときに、大学時代にあっさりと諦めていた産業保健師を思い出しました。
循環器専門病院で学んできたことがきっと活かせるだろうと感じたし、ありきたりですが、予防がいかに重要なのかということも目の当たりにしていました。
産業保健について調べていけばいくほど、やってみたいという気持ちが強くなり、夫の転勤のタイミングもあり大学病院を退職、産業保健の世界に飛び込みました。

派遣で修行

産業保健師として初めての勤務先は、設備工事の企業。従業員は、1200名くらいの規模でした。
産休代替の派遣社員としてイチから学ぶ日々。毎週2人の産業医の先生が勤務されていたのですが、産業医科大学をご卒業されている先生たちで、産業保健の基礎を丁寧に教えてくださいました。ここで基礎を学べたことが、本当に役に立っています。
期限付の派遣社員であったため、次はどうしよう・・・

・正社員として安定した企業でずっと働きたい
 → 産業保健師として、働き続けたい
 → しっかり働いたのち、産休や育休も取りたい。復帰もしたい。

大きめな企業で産業保健師をやってみた


産業保健師の求人はどこも人気があり、あの会社に行きたい!と思っていけるものではない、ということを痛感しましたが、ご縁があって機械系のメーカーに入社することになりました。
正社員であることと、会社がそれなりに大きいこと以外は特によくばらずに条件を出しておらず、産業保健体制などもよくわからないまま入社。

入社してみたら、ほぼ立ち上げから経験ができるような(・・・しなければならない)状況でした。

でも、この状況のおかげで、たくさんの経験をさせてもらえました。
健診や過重労働に加え、両立支援やストレスチェックの制度の導入など。
本当に良かったなと思っています。

そして、この会社では毎日業務改善をするという企業文化があり、エンジニアも事務方も、どんな小さなことでも業務を効率化したり質を高めるための改善を繰り返していました。
毎日というのは非常に大変なことでしたが、常にもっと良い方法はないか、と問い続ける習慣が身についたことは自分の財産となっています。

どうしてiCAREに?

会社の産業保健体制も整ってきた頃から、今度は周りの人の働く環境が気になるようになってきました。

家族の会社、子供の通う保育園、近所にある町工場 などなど
従業員の人数は少ないけれど、病気になる人はいるし、残業だってするだろう。産業保健のニーズは絶対あるのに、そういう仕事ないのかな?開業するしかないのかな?と漠然と考えていました。

そして、コロナ禍。
子供が生まれてからもずっと働き続けるだろうと思っていましたが、
コロナを境に社内制度などが色々変わり、退職を考えるようになりました。

・ずっと働き続けたい、フルタイム
・産業保健に関わる(できれば産業保健体制のたちあげとか、企業をいくつも担当したい)
・子供との生活を大切にできる(夫も)
・なので、リモートとかできたらありがたい(小一の壁も見据えて)

当たり前のことですが、転職するなら、
やりたいと思える仕事✖️理想とする生活
この両方を叶えたい。

そう思って、なんとなく始めた転職活動。
多くの求人情報の中で、iCAREを見つけました。

働くひとの健康を世界中に創る

これをみた時に
これが自分のやりたかった仕事だな、
ここだ!と思いました。

iCAREに入社して1か月

入社して早いもので1か月が経過しました。
同じ産業保健師の仕事でも、似て非なるものと痛感する毎日ですが、新しいことにチャレンジする楽しさと、周りの方が本当に良い方々ばかりで、本当に転職してよかったなと感じています。

これから、微力ではありますが
働くひとの健康を一緒に創っていけるように日々精進していきたいと思います。
よろしくおねがいします!


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