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政権交代、秒読み!今こそ大同団結を!

政党の垣根を超えて大同団結するところの旗印はなんなのか

誰にでもわかりやすいところで言えば、「消費税廃止」(で大同団結)というようなところかもしれない。

抽象的になるが、
「特定の団体のための政治ではなく、国民全体のための政治」(で大同団結)というようなところかもしれない。

しかしながら、「日本を変えたい」と常日頃から思っている人は、本当はもっと別のところに旗印を置きたいであろう

それは歴史から社会全体を捉えると明確である

この国は明治維新以来、ずっと中央集権体制を取っている。
「富国強兵、殖産興業」で欧米列強と伍するために中央集権体制で一気に肩を並べるまでにのし上がっていったことは否めない。
ただ、短期的には成果が出ても長期的にはやはり崩壊していく。
中央統制で多様性を封殺するような社会は、自由主義社会には長期的には到底かなわない。
明治期後半にはすでにほころびが出ている。
司馬遼太郎の著書の一節「まるで魔法にかかったように日本はだめになった」というところからも伺い知れる。
日本は米国に無謀な戦いを仕掛け敗戦する。
「日本国」という名称は残ったものの、自主防衛権、制空権等を失い、本質的には国家が消滅する。

米国が本土のような州政府制度を日本に導入せす中央集権体制を温存させたのは統治上、都合がよかったらではないかと思っている。
戦後、米国が世界各国の独裁政権国家を裏で操っていたように、中央統制されているほうがコントロールするには都合がよい。

ここまで歴史をたどれば、この国に起きていることは明確である

中央統制の巨大権力がそのまま居座り、いつ戦争をおっぱじめるかわからないような統治機構がずっと続いている

教育の中央統制は、子供たちを全国一律の基準にのせ、序列競争という不毛なラットレースを強いている。

思春期の子供から哲学する時間を奪い、哲学的思考力や社会的認知能力を奪っている。

※哲学的思考力(批判的思考、ゼロベース思考、目的思考など)

※社会的認知能力(道徳性認知発達)

正しいか、まちがっているかの二択選択が日本人の人格形成に影響し、完璧主義(裏返すと隠蔽体質)の社会病理をもたらしている

完璧主義は過剰要求となり、多大な社会的コストとなっている。
ゆるぎや曖昧さ、イレギュラーを嫌い、見た目の立派さや品格を重んずるようになっている。
失敗を許さず、失敗を隠し、本質の議論を避け、見直し、やり直しを避け、本当はまちがっているかもしれないことを断定的に述べるようになっている

哲学的思考力や社会的認知能力のない社会では、精神不安、精神疾患が社会病理となっている。

正しいか、まちがっているかの正誤思考は、社会常識の概念を超えられず、哲学的思考を妨げ、独創的アイデアを排除している(独創的なものよりも無難なアイデア、正解とされそうなアイデアを採択する)

いじめ、差別、パワハラ、権威主義、不寛容、多様性がない、価値観の強要、同調圧力、独創性の不調和圧力、軍隊みたいな社会風土、軍隊みたいなブラック校則‥

書き出すと枚挙にいとまがない

これらの社会病理は何が原因かもうわかりますか?

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