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ぼっち・ざ・ろっく #8ぼっち・ざ・ろっく 感想

ぼっち・ざ・ろっく#8は結束バンドの初めてのライブが行われ、ぼっちちゃんの成長が見られた回でした。


PAさん「結局、台風来ちゃいましたね。」
星歌 「まぁ、てるてる坊主でどうにかなるわけじゃないからさ。」
PAさん「この様子じゃ、チケット買った人すら来ないんじゃないですか。みんな、客の入り見て心折れなきゃいいですけど。練習頑張ったのにかわいそうですね。」

冒頭、STARRYのカウンター席に突っ伏している星歌さんとつるされているてるてる坊主を見ているPAさんの会話です。
ライブ当日、結束バンドの面々の祈りは届かず天気は大雨になってしまいます。喜多さんの友達や、ぼっちちゃんの親、チケットを買ってくれた人が大雨の影響で来られなくなってしまいます。
ちなみにこのシーン、星歌さんは突っ伏していて顔が見えなくなっていますが、この後のPAさんの「ハンカチありますよ」というセリフから泣いていることがわかります。やっぱりシスコンさんなんですね。かわいい。「あっちいってよ」の声もすごくよかったです。


喜多「半分以下になっちゃいましたね、お客さん」
虹夏「しょうがないよ、切り替えていこ」

虹夏ちゃんのママさんパワーがフルスロットルなシーン。
ぼっちちゃんの回想で1話のぼっちちゃんが急遽ライブに入った時のシーンがでてきました。「怖がっていたわたしを元気づけてくれた」と。そこでぼっちちゃん、前回御用達の星型サングラスにカイゼル付け髭をつけてパリピモードで場を盛り上げようとします。やろうとしていることが明後日の方向を向いているところがぼっちちゃんらしいですね。
しかしママさんパワー全開の虹夏ちゃん、「ぼっちちゃん、今回はまじめなライブだからふざけちゃだめだよ。」と、すぐさまぼっちちゃんを止めます。さすが結束バンドのママ。


廣井「ははぁ~、すごい雨~。ぼっちちゃん来たよー。」

ここで廣井さんの登場です。
例のごとく酔っぱらっての登場でした。
廣井さんは星歌さんの大学の後輩だったらしく、酔っぱらっていたこともあり星歌さんにダルがらみしていましたね。ライブが始まる前から打ち上げ(飲みに行く)話。さすが”幸せスパイラル”とか言ってるだけあります。


ファン2号「あっ、ひとりちゃん。」
ぼっち  (前の路上ライブのときの)「き、来てくれたんですか?」
ファン2号「だって私たち、ひとりちゃんのファンだし。」
ファン1号「台風ふっとばしちゃうくらいかっこいい演奏、期待してますからね!」

ひとりのファン一号、二号の登場です。
台風の中二人とも来てくれたみたいです。
この時ぼっちちゃん、ファンと言ってくれたれたのが嬉しかったのか、台風を吹き飛ばしてしまうくらいのオーラ(?)を放ちながら、「えへへ、えへ、ファン、えへ」と笑っています。ファン一号と二号に人違いと言われるほどにすごいオーラと笑い方でしたね。(笑)


観客A「ねぇねぇ、一番目の結束バンドって知ってる?」
観客B「知らなーい、興味なーい。」
観客A「見てくのだりーねー。」

そして扉を閉めるリョウ先輩。
お客さんのド直球な言葉にテンションが下がりそうなところをすかさず止めようとする虹夏ちゃん。さすが。
無名のバンドということもあってお客さんの反応は冷たいようです。


喜多「初めまして。結束バンドです!本日はお足元の悪い中お越しいただき誠にありがとうございます。」
虹夏「あっはっはは、喜多ちゃん、ロックバンドなのに礼儀正しすぎー」
観客「、、、」

場面は変わり、ステージの上。ライブの準備が終わり、ステージが照明で照らされます。お客さんは台風のせいもあってか少なめ、結束バンドに興味を持ってる人はさらに少ない。そんな中、掴みのギャグは大滑り。
虹夏ちゃんのだんだん消えていく語尾の「ぎ」、滑った後の乾いた笑い声、、、
さすがにこの状況ではぼっちちゃんのような心境になるのはうなずけますね。(笑)
ライブ一曲目は#5飛べない魚でも演奏した「ギターと孤独と青い星」です。


ぼっち「なんか、虹夏ちゃんさっきからドラムもたついてるな。喜多さんもリハでできてたのにずっとミスってるし、リョウさんも虹夏ちゃんと息が合ってない」

曲の途中、ぼっちちゃんのセリフです。
そのミスは修正されないままサビへ。最初はリズムにノっていたファン一号、二号も曲がグダってしまっているからか、サビ付近では棒立ちになってしまっています。お客さんもまともに見ている人は数人しかいません。
一曲目はぱっとしないまま終わりを迎えます。


ぼっち「わたしたち、演奏も曲もまだまだだ。けど、、、!!このままじゃいやだ!!!」

一曲目が終わり二曲目の紹介の途中。
ぼっちちゃんが急にソロでギターを弾き始めます。ぼっちちゃん、いや、ギターヒーローの演奏が場の雰囲気を変える。ぼっちちゃんの実力を知っている廣井さん以外全員が目を見開く。
ギターヒーローのギターソロに乗っかるように二曲目が始まる。
不安そうな顔をしていたファン一号、二号の顔は晴れ、スマホを眺めていたお客さんもステージに顔を向けます。
ぼっちちゃんの演奏の流れに乗るようにミスなく二曲目が終わり、会場からは拍手が鳴り響きます。
実力をみせたぼっちちゃん、どや顔する星歌さん、その写真を撮る廣井さん、やってしまったという顔をしていたぼっちちゃんにグっと親指を立てる虹夏ちゃん。雨はもうやんでいた。
二曲目のシーンは本当に鳥肌ものでした。


全員「乾ぱーい」
星歌「ライブよく頑張った。今日は私のおごりだから飲め。」
虹夏「お姉ちゃんありがとう。私たち飲めないけど。」
廣井「先輩好きー」
星歌「お前は自腹だよ。くっつくな。」
喜多「ってゆうかこの方、誰ですか?」
廣井「誰よりもベースを愛する天才ベーシスト、廣井きくりでーす。ベースは昨日飲み屋に忘れました、どこの飲み屋かもわかんなーい。」
喜多「一瞬で矛盾したんですけど。」

ライブが終わり居酒屋で打ち上げをする面々。
ここで廣井さんが自己紹介をしますが、もう色々とやばいですね。リョウ先輩は廣井さんのライブに行ったことがあるらしく、酒を吹きかけられたり、踏まれたりしたことがあるらしい、、、さすが廣井さん。
居酒屋では喜多さんの喜多さんパワー(キターン)が大暴れしてましたね。喜多さんパワーのせいで星歌さんが溶けていったり、ぼっちちゃんが変なことを言ったりと影響力がすごい。地味にぼっちちゃんがパワプロ顔になってるところが好きでした。
居酒屋では、カウンター席に座る二人の男性の世知辛い会話を聞いて、顔面が崩れたぼっちちゃんを治すシーンや、喜多さんが郁代という名前でぼっちちゃん顔になるシーン、星歌さんの昔の話などがありましたね。


虹夏「わたし小さい頃に母親が亡くなって、父親はいつも家にいないし、お姉ちゃんだけが家族だったんだ。お姉ちゃんがバンドを始めてから寂しがるわたしをよくライブハウスに連れてってくれたの。あの頃のわたしは全部がキラキラして見えて、すごく幸せな空間で、そんなわたしを見てたからお姉ちゃんはバンドをやめて、ライブハウスを始め て。STARRYはねお姉ちゃんがわたしのために作ってくれた場所なんだよ。お姉ちゃんは絶対そんなこと言わないけどね。」
虹夏「だからわたしの本当の夢はね、お姉ちゃんの分まで人気のあるバンドになること。STARRYをもっと有名にすること。」

外に出ていた虹夏ちゃんにぼっちちゃんが話しかけるシーン。
ぼっちちゃんがギターヒーローであることが虹夏ちゃんにばれ、虹夏ちゃんの本当の夢が語られます。
姉の星歌さんのバンドをやめた理由なんかも描かれています。
キラキラと輝いた目で夢を語る虹夏ちゃん、かっこよかったです。
妹想いの星歌さん、そこまでやるなんてさすがですね。
そして虹夏ちゃんはぼっちちゃんに今、「何のためにバンドをやっているか」を聞きます


ぼっち「ギタリストとしてみんなの大切な結束バンドを最高のバンドにしたいです!」

ぼっちちゃんの夢です。
ギターを始めた理由の皆に話しかけられたいというものとは打って変わって、結束バンドみんなのためにギターを弾くんだ、と。
ここのぼっちちゃんもかっこいいですね。
虹夏ちゃんもぼっちちゃんとなら夢をかなえられると確信していました。


虹夏「だからこれからもたくさん見せてね。ぼっちちゃんのロック、ぼっち・ざ・ろっくを!!」

ぼっち・ざ・ろっく#8はこれで終わりです。
ぼっちちゃんの大きな成長が見られた、内容も盛りだくさんの回でした。
虹夏ちゃんが本当の夢をぼっちちゃんに話し、それぞれがそれぞれの夢をかなえるために、次のライブに向けて再スタートする結束バンド。
これからが楽しみすぎます。

変わっていたEDもいい曲でしたね。

ここまで読んでいただきありがとうございます!



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