AIバブルの波に乗る

2024年。年初からの米国株の挙動を見ると、株式投資をはじめたばかりの初心者が何も考えずに投資したような方法が、1番利益が出るような状況でした。

GAFAしか勝たん。ビックテックガチホだー。が、正解だったと見る事ができそうです。

金利の下げを見込んでの小型グロースや、金鉱株、新興国株などは、ごく一部を除いて思ったようなパフォーマンスは出ていなかったと思われます。

ビックテックの良いパフォーマンスの理由は、AIバブルの影響がとても強いと思われます。

そして、それは今後も続いていく可能性がとても高そうに見える状況となってきました。

では、この状況下で、何に投資していくか。

過去を紐解くと、バブル相場の初期に、良い決算の結果爆騰した銘柄は、その後もしっかりと値を伸ばす傾向があったようにも見えます。

また、AIを収益化できてる状況でも、それが限定的であれば、いずれ決算の足をひっぱります。

以下、推奨銘柄と懸念点を挙げます。

①エヌビディア
チップの販売価格は、時間が経つにつれて低下していくので、長い目で見た時にどこかで利益の勢いに衰えが出る可能性がある。が、今回のAIバブル相場中はその心配はいらない可能性が高いように見えます。
なぜか?
新しいチップを開発すれば値段の心配はなくなるからであり、AIバブル中は買い手が豊富にいるので、問題は発生しにくいと考えられます。
エヌビディアがAIバブルの本丸と考えて遜色なさそうです。
逆に言えば、AIバブル中にエヌビディアのみが減退していく事は考えにくく、むしろ先行指標としての役割まで担ってる可能性が高い。
エヌビディアが下げるのであれば、それはAIバブルじたいが終わる可能性を考える必要があります。

②メタプラットフォーム
AIバブルの本質はどこにあるか?無人タクシーなのか?コパイロット機能なのか?生産性の向上なのか?
意外と、遊び。なのかもしれません。
それはまだ、私たちの眼前には広がってはいませんが、このAIブームがテーマとして株価を押し上げているのであれば、メタは私たちの遊びを変えてくれる可能性を持っています。
???的な感情を抱かせる銘柄ですが、その感覚は間違っていません。しかしながら、確固たる勝ちが見えた頃は、AIバブルが終焉を迎える直前付近となってる可能性が高そうです。

③マイクロソフト
コパイロット機能でAIの収益化をいち早く可能としました。
しかしながら、そのコパイロット機能は脆弱と言わざるを得ません。将来的に改善されれば、生産性を向上させてくれるかもしれません。
あくまで、AIバブルなので伸びてる銘柄になります。
その証拠に、良い決算後もあまり株価は伸びていません。

④グーグル
AIバブルに対応したくても、1番利益を他社に剥奪される可能性が高い企業になります。
しかしながら、ジェミニの発表を含め、AIテーマに対応、資金の投入も潤沢なため、しっかりとついてくる事は予想されます。その伸び率は①や②に比べると見劣りはすると予想されます。

⑤アップル
ARゴーグルは不発に終わる公算が大きいです。また、アップルストアの上納金問題でも不利に立たされており、多くの問題はアップルの利益を下げる方向に進める可能性が高いです。
iPhoneやiPad、アップルウォッチなど、既存の製品の販売力は高いため、AIテーマの恩恵をうける銘柄のひとつではありますが、他社に比べると限定的となる可能性は捨てきれません。

以上の事から、私は推奨したい銘柄は

エヌビディア
メタプラットフォーム

の2銘柄となります。

逆に
マイクロソフト
グーグル
は、上記2つの銘柄をアウトパフォームする事は難しく、その傾向は今後も続くのではと考えます。

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