京都 未在
少し前、
桃の節句の頃に
京都の未在さんへ。
四度目にもなると、
さすがに
ご主人の石原さんと
緊張せずにお話ができた。
今回も新しいメニューで、
まだまだ創作意欲が尽きないようで、
最後まで感心しっぱなし。
もちろん、お馴染みのメニューもあり、
リピーターにとっては
それもまた嬉しく。
何気ない会話が全部ありがたくて、
食材のことや器のこと、
作法のことなども、
美味しいお料理をいただきながら、
ちょっとした講義を受けているような気分になる。
『この器素敵〜』と母と話していたら、
石原さんが、さりげなく、
『江戸時代のものですね』と!
(ぎゃあ〜!!)
心の声が漏れていたと思うけど、
食べ終わった後でよかったよ…
先に知っていたら、手許が震えて
うまく食べられなかったかも…。
今回も思ったけど
石原さんはいつも120%のサービス精神の人で、
作ったお料理、使う道具、軸や生花や、
目につく全てのものに愛着とプライドを持っている。
あの空間は、石原さんにとって過不足なく、パーフェクトなんだろうな。
もてなされる私たちは勿論だけど、
石原さんご本人も、結構幸せなんじゃなかろうか。
カテゴリーは全然違うんだけど、
私もそういう空間を目指していて、
死ぬ時までに完成させたいと思ってる。
そうそう!
4/1NHKのBSプレミアムで、
未在さんの1年密着ドキュメントが放送されるそう。
『休みが潰れて大変で…』と言いつつ、
嬉しい顔が隠せない、
とってもチャーミングな人。
また予約取りにくくなるかもなぁ。
次は私の40の誕生日に。
私どうなってるかな。
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