2024年戦力分析(阪神 投手編)
はじめに
全く毛色の違う投稿になりますが、ずっと書きたかった記事を投稿します。完全なる趣味、自己満足記事です。ちなみに虎党です。
時間の許す限り、今年のセ・リーグ各球団の戦力分析をしたいと思います。昨年の順位順に勝手に分析していきます。
虎党なので、阪神だけ投手編と打者編で2回書きます。
基本的に全ての戦力を数値化して分析、なんてことはスキル的にも時間的にもないので、昨年から攻撃/守備それぞれでどれだけ上積みがあるかないかを中心に書いていきます。
※尚、完全なる自己満足のため、昨年のデータ等以外は、解説者など他の方の意見等は反映せず書いてます。
まずは阪神の投手から。
2023年→2024年シーズンにかけての退団・入団選手
まず昨年からの出入りは以下。
※選手名は敬省略させていただきます。以下同様です。とてもリスペクトしてますが、見にくいため。
※OUTの太字は、「ある程度、1軍で投げていたな」という印象の選手。
OUT
仁保
渡邉(悲しい)
小林
望月(悲しい)
ブルワー(カブスで頑張れ)
ケラー(阪神戦以外で頑張れ)
馬場(阪神戦以外で頑張れ)
IN ※敬称略
ゲラ(新外国人)
下村(ドラフト1位)
椎葉(ドラフト2位)
石黒(ドラフト5位)
津田(ドラフト6位)
松原(育成ドラフト1位)
漆原(現役ドラフト)
主な退団選手の成績
ブルワー、ケラー、馬場の成績は以下のとおり
この数字をどう捉えるかは人によるが、ケラーと馬場に関しては影響があると考える。
ケラーは、全143試合中、27試合登板(単純計算で約5試合に1回登板)。
馬場は同19試合登板(約7.5試合に1回登板)。
ケラーはご家庭の事情で途中帰国。帰国日はわからないが、仮に8/15日帰国していたとしたら、114試合で27試合登板なので、約4試合に1回登板。
基本的に1登板で1回を投げ、防御率が1.71。
イメージ通り、ほとんど失点せずマウンドを降りていることになる。
ホールドはチーム7位の8。ちなみにその上は、岩崎の12、桐敷の14。
2022年の開幕当初の大炎上が印象に残っている阪神ファンもいるだろうが、タイガースに在籍した2年間で成長し、昨年は間違いなく戦力だったと言える。
ケラーの移籍は戦力ダウンで、且つ巨人への移籍は正直痛いところ。
ナイスガイなので、阪神戦以外での活躍を願っている。
馬場の評価は難しい。
ただ個人的には、戦力ダウンとまでは言い切れないのではないかと思う。
どちらかというとビハインドでの登板が多く、また登板数自体も19試合とあまり伸びなかった。
このあたりが現役ドラフトの候補になった理由かもしれない。
とはいえ、2018年ドラフト1位。これまでもずっと期待し続けた選手。
全く日の目を見ずに引退選手もいる中、しっかりと投げる姿を見れて良かった。ケラー同様、阪神戦以外での活躍を願っている。
入団選手分析
改めて戦力分析に話を戻すと、「ケラーが抜けた分を、新戦力や現有戦力の底上げでカバーできるか」という話。
新戦力の構成としては、
新外国人、ドラフト、現役ドラフト、トレード(2/3時点でなし)。
新外国人、ドラフトに関してはここでは割愛する。
まずシンプルにNPBでの実績がないこともあり、素人では評価・予想すらできない。
特にドラフトに関しては、ドラフト組に頼らざるを得ないほど、現有戦力が不足しているわけではない。
振り返れば、ドラフトの翌年からバリバリ投げていたのは、藤波と伊藤(いとまさ)くらい。出てくればラッキーくらいの感覚。
となると、戦力として期待したいのはオリックスから現役ドラフトで加入した漆原。
漆原のこれまでの成績を振り返ると、以下のとおり。
単純に数字だけ比べると、馬場と同程度くらいか。ケラーの穴を埋めるとまでは言い切れない。
退団・入団選手の戦力を整理すると、、、
OUT/INの選手だけを考えると、若干のダウンと言わざるを得ないか。
現有戦力の底上げはいかほどか
しかし、その状況を踏まえても積極補強をしなかった。
岡田監督は口にも出しているとおり、現有戦力の底上げに期待している。
ここまでのオフシーズン、名前が上がっている現有戦力の底上げについてさらっと整理したい。
特に上積みを期待したいのは、門別、湯浅の二人。
門別に関しては、「当時の井川以上」と岡田監督に言わしめた。
湯浅に関しては、昨年はケガの影響でほぼ投げられなかったが、
最終盤に復帰し、日本シリーズでは印象的な活躍を見せた。
2022年のような年間を通じた活躍を期待したい。
さらにダークホース的に期待しているのが、高橋遥人と秋山。
ケガから復帰中の高橋は、既に投球練習も開始している。
決して焦らず、完璧になって戻ってくることができれば間違いなく戦力になるだろう。
また秋山は阪神ファンであれば、共通認識だと思うが、昨年の契約更改では首の皮1枚奇跡的につながったと言える。
今年結果を残せなければ、間違いなく今シーズンオフに退団となってしまうだろう。
今年は死に物狂いで結果を残し、アピールしていただきたい。
声を出しながら、腕を振る姿をもう一度1軍で見たい。
2024年シーズン投手陣の顔ぶれ
長くなったが、ここまでの話を整理のうえ、投手陣を整理すると以下のような顔ぶれか。
先発ローテーション(順番については仮)
村上
伊藤
大竹
才木
西勇輝
青柳(OR門別)
中継ぎ※リード時を想定
石井
島本
桐敷
ビーズリー
湯浅
(岩貞)
(加治屋)
(ゲラ)
抑え
岩崎
総括すると、基本的には大きくメンバー変わらず。戦力としては昨年とほぼ同程度、もしくは若干のマイナス程度の想定。
ただし、そもそも昨年はセ・リーグ唯一のチーム防御率2点台を記録した強力な投手陣。
今年も戦力を維持しながら、「3点を許さない」強固な投手陣で球団史上初連覇を目指す。
参考
https://draft.npb.jp/draft/2023/draftlist_t.html
https://hanshintigers.jp/game/stats_team/
https://hanshintigers.jp/game/stats_team/pit40.html
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