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『IMONを創る』 いがらしみきお 石原書房 2023年 978-4911125014

『ぼのぼの』、『I【アイ】』、『誰でもないところからの眺め』で知られる漫画家のいがらしみきおの名著が30年の時を経て復刊したもの

ある程度は予想してたけど、想像以上にぶっ飛んでて、何度読み返してもわかんなかった。それが本書の魅力であり、同世代ではない。私にとっては謎だらけである。同世代でいたらわかるのかなあ?

本書は雑誌『EYE・COM』で連載されたもね。

「人間のためのOS(オペレーティング・システム)」である「IMON」=「いつでも・もっと・おもしろく・ないとなァ」の構築を目指して書かれた。

本書には、現在のSNSがもたらす社会への影響などが予言されていて、その頃を知る人にとっては、今の現状を予言できるなんて凄いと思うけれど、私にとっては今しか知らないので、そうなんだという感じになる。リアルに感動してみたかった。

本書の解説版があったら、絶対買うのに!!本書には作家の乗代雄介による解説がついているが、熱がこもりすぎてて、もうちょっと冷静になっている方の解説が聞きたい。

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