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『おてがみであいましょう』 木村いこ 理論社 2022年 978-4652204825

「マルちゃん、おてがみで おしゃべりしたら どう?」

p7

↑手紙を書くと言う行為をおしゃべりと言うことで置き換えると言う発想がなかった。この伝え方いいなぁ。

新聞ちぎり絵で知られる著者とその孫の共作の絵本となっている

おばあちゃんと孫の手紙のやりとりをテーマにしたものである。1世代の間の手紙のやりとりではなく、2世代の間の手紙のやりとりということがポイントだろうか。世代も違えば育った環境も違うからこそ、それぞれの環境に沿った手紙の内容でやりとりすることができる。この絵本を読んで、私の祖母がよく手紙をくれたり絵を描いててくれたりしたことを思い出した。今は手紙ではなくて、メールや電話が多いけど、手紙と言う紙に残る媒体でもらう。嬉しさは今でもある。そうした懐かしさや嬉しさを改めて感じた。


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