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【配信中】ロングコートダディ単独ライブ『あらコズミック』感想ネタバレあり!~前編~

2024年7月10日ロングコートダディさんの単独ライブ『あらコズミック』が最終公演を終えました。
期待以上の素晴らしい公演をみせて頂いたロングコートダディ堂前さん、兎さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!!!!
堂前さん、兎さん、お疲れ様でございます!

ネタばれありなので、まだ観ていない方は、以下ご注意ください。


私は行きたかった大阪公演は外れてしまいましたが、2次の申し込みで宮城公演に当選しました。
(ロコディさんの単独ライブに行きたくても落選しちゃった人は、本当に残念でした、、、)
宮城は遠いなぁと思いましたが、足を運ぶだけの価値は十分過ぎる程にありました!
公演を観に行った後は、大阪でも東京でもなく、宮城で本当に良かったと思いました。
舞台が綺麗だったし、ど平日ということもあり、2次の申し込みにもかかわらず割と良席を確保できたからです。
それに、観光もできたので、楽しかったです。
高額で転売されていた特等席は、のどから手が出るほど欲しかったですけど、さすがに我慢しましたよ。笑

グッズのエリンギキーホルダーは人気でしたね。
会場に入るとグッズを求める長蛇の列が見られました。
私は物が増えるのが苦手且つ、どケチなので、グッズを買うつもりはなかったのですが。笑
それでも、グラスとかTシャツとか素敵なデザインだなーと思いながら、グッズを鑑賞するだけでも楽しかったです。
これを書きながら、会場に入るまでのわくわく感をまた思い出してきました、、、
そして、会場を後にした時の充足感も蘇ってきました、、、
公演が終わった直後は、体全体がマシュマロになったようなふわふわした気持ちだったなぁ、、、
私は、『あらコズミック』を観て、ロングコートダディさんの作りだすものがやっぱり大好きだなぁと再認識したのでした!
そして、やっぱり生ライブは最高だったなぁ!と、大好きなロコディさんの単独公演を観られた喜びを嚙みしめ、会場を後にしたのでした、、、
会場を後にした私は、じわーっと後から後から涙が出てきました。
幸福感が体の内側に充足して、体の隅々まで浸透して、行き場をなくした感情は最後には溢れかえって、じわーっと外側に滲み出てしまったようでした。

私は、もちろんロコディさんが大好きで、これ以上の好きはないわ!と思っていましたが、、、
公演を観終わった後、さらにロコディさんのことをもっともっと好きになっていたので、自分でも驚いてしまいました!
感動の余韻がずっと続いていて、実は今も続いていて、早く次のライブが観たいなあという気持ちになっています。

さて、それでは、
いよいよ本題に入りたいと思います。



全体の感想


これまでの過去の公演の、どこか危うさを孕んだような世界観も魅力的でしたが、今回の単独ライブでは、穏やかさや安定感があったと思います。
ロコディさんお二人にも、ゆとり、、、あるいは貫禄を感じました。
私たち観客には見せないところで、もしかしたら苦悩があったのかも知れませんが、そんなことは微塵も感じさせませんでした。
いよいよロコディさんは次のフェーズに入ったのではないか、
そして今後ロコディさんは成熟へと向かっていくのではないかと予感させるような、そんな特別な単独ライブであったと感じました。

特に印象的だったのが、「死」の取り扱い方です。
これまで冒頭からいきなり死者が出てきたり、登場人物が死を望んでいたり、自死の場面があったり、、、一瞬どきっとするくらい真正面から「死」を取り扱ったインパクトの強いコントがありました。
今回はというと、、、
臨終場面での、あのコミカルな動き、、、笑
「両手金属顔金属探知機」というコントのお話です。
してやられたり!
ぎりっぎりというか、不謹慎にも程がある!
こんな角度もあったのか、、!
といっぱい驚き、めちゃくちゃ笑いました!笑
理屈抜きに、ただただ面白かったです。
練りに練ったコント、ではなくて、、、こんな風に、いい意味で肩の力の抜けたような、感覚的な笑いのコントや幕間の映像が、私には刺さりました!

今回の単独ライブでは、魅力的な新キャラが出てきました。
情けない男、ティアラちゃん、サノヤマ、王様、、、
両手金属顔金属探知機(笑)、金田一風の探偵キャラ、船長!
多分ティアラちゃんは、ファンの間でも人気者になるな、と思いました。
今後も他のコントにもぜひ登場して欲しいと思います。
だって、可愛いんやもん!

ところで、エンディングのパターンが公演ごとに違っているようでした。
なんだ、この凝った演出は!すてき過ぎます!
私が観た宮城公演では、確か船長はガーデニングをしていました。
東京公演では、ギター。
私は実は昔好きだったアニメのキャラがベースを弾いていたので、堂前さんがベースを弾いてるのが、ちょっと嬉しかったりします。
ベースの次はギターかあ。
堂前さんはコードを分かっていた様子だったので、恐らく実際ちょっと練習しているのかも知れないと思いました。(私も1時間だけギターを練習したことがあります笑)
ベースをやっていると、きっとメロディを弾きたくなりますよね、、
個人的には、堂前さんにウクレレなんかも似合いそう、、、と思っています。
私は音楽をやっている男性が好きなので、どうしてもちょっと長く語ってしまうのですが、お許し下さい、、、
それぞれ公演ごとにエンディングが違うのだったら、コンプリートしたくなっちゃいますね。

因みに私は1公演しか申し込みませんでした。
落選した人がたくさんいる中で2つも3つも申し込みして当選してしまったら、、と思うと気が引けました。
それに「たくさんの人に観て欲しい」それがロコディさんの願いではないかなあ、とも思ったからでした。私自身もやっぱりロコディさんの単独ライブはたくさんの人が観た方がいいなあと、強く思いました。

でも、来年からはいい子ちゃんぶらずに、ひとまず申し込みして、当選したらしれっと当選した分だけ行っちゃおうかな。いいかなぁ。あはは。
でも、転売のチケットはどんなに欲しくても、絶対買わないぞ!
欲を言えば、東京や大阪公演は集中すると思われるので、キャパをもう少し大きくして頂けると、とっても助かりますね。

『あらコズミック』は、芸歴を重ねた現在のロングコートダディのお二人にしか作り出せない、素晴らしい公演だったのではないでしょうか。
そんな特別な公演を見届けられたことは、幸甚の至りです。
これからも、ロコディさんの単独ライブを毎年見届けることができると嬉しいなあ、、、

家主さんの音楽について


実は、私、今回の楽曲を担当されている、家主さんのファンなのです!
ボーカルのヤコブさんの牧師さんのような雰囲気や、優しくて実直そうな話し方が好きです。
以前からヤコブさんのインスタライブもちょこちょこお邪魔させて頂いていました。

家主さんの音楽は、まさにコズミック、宇宙を感じさせます。
クラッシックのような壮大さもあり、はっぴいえんどのような懐かしい響きもありつつ、でも、家主さんにしかない音楽の独自性があります。
私は、そんな家主さんの音楽が大好きなのです。
だから、冒頭で、聞き覚えのある家主さんのメロディを聴いた時、
おおおぉぉおーーーーっっ!!!!!
と、興奮しました!

最後の長尺コントに使用された「NFP」は、歌詞も音楽も最高です!
この曲は、最後の長尺コントにぴったり合う曲だなって思っています。

ハロー、ハロー、ハロー

新しい自分、新しい世界、新たな可能性、、、
私には、、、見えました!

あらコズミック!
後編に続く




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