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山で見つけた花

山路を彩る可憐な花、ニワゼキショウ

山を散策中に、ふと一輪の花が目にとまりました。風に揺れる紫色の花弁は、周囲の緑の中でひときわ鮮やかに輝いています。近づいてみると、それは「ニワゼキショウ」という可憐な多年草植物でした。

ニワゼキショウ(学名:Sisyrinchium rosulatum)は、アヤメ科ニワゼキショウ属に属する多年草植物で、日本全国の山野に自生しています。花期は5~7月で、紫色の6弁花を1~3輪咲かせます。花びらの内側には白い斑点があり、それがまた可憐さを引き立てています。

全体には独特な甘い香りが漂い、これが名前の由来にもなっているそうです。

このニワゼキショウは、一輪ぽつりと咲いていました。その可憐な姿は、まるで宝石のように輝いていて、思わずカメラを手に取り、シャッターを切りました。

ニワゼキショウは、小さく可憐な花ですが、存在感は抜群です。山歩き中にニワゼキショウを見かけたら、ぜひじっくりと観察してみてください。きっとその可憐さに心惹かれることでしょう。

ニワゼキショウの花言葉は「清純」、「純潔」です。まさにその言葉通り、清らかな印象を与える花です。

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