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雨降りのお香

【雨降りのお香】

6.7年前手作りお香の作り方を勉強している過程で、雨の日はお香を
焚くには向いていないと学びました

その理由は
お香の火は小さくて
雨の水のパワーに負けてしまうから

お香の煙は邪気を抱えて上がるけど
雨の恵には敵わず邪気を抱えた煙が下に溜まるから

雨降りの湿気で火が灯りにくいから

そう学んできましたので手作りお香教室でもそうお伝えして来ました

が!
びっくり!
最近は雨降りこそお香を焚くと良いと言われているそうです。

『雨が降り湿度が高いと、
うっとうしい感じがします。
こんな時は、お香を焚くことをおすすめします。』香道の記事にこう書かれていました。

え〜!ってなりました!

『湿度がある方が薫香を楽しめます。お香の文化が浸透していった背景には日本特有の四季、気候が関係しているかもしれません。』

というのです。
え〜⁈です。

湿度が高いほうが、
お香はよく香る⁈
雨降りこそお香を焚く⁈

鎌倉の和塾で香道を教えてくださっている先生がそう仰ったことだそうです。


『こういう日(雨降り)の方が
香りを楽しめるんです。
空気中の水蒸気と香りの成分が密着するからね』

そうお話しされたとか。

まあ、
お香が盛んな奈良や京都は湿度が高いですからわかるような気もします

でも湿気がお香の煙、即ち邪気を上げずにそこに留まるから香りが長持ちしているのだとしたら…

うーむ…


でも、でも、

雨の日は焚かない。
雨降りでも焚く。

どちらを信じたとしても
雨降りの日でも積極的にお香を楽しんで良いとなればそれはそれで良いですよね。

香りから癒され気分良く過ごせるし
雨の日でも芳香療法として好きな香りを気軽に楽しめる。

昔と違う情報に驚きましたが
勉強を継続していると
こうゆう事は時々起きます

ハーブの効果効能や
精油の注意点、
足裏の反射区の場所など
伝える先生によって意見が違ったり変わったりすることは珍しい事では無いです。

今回の事も
学びを続けていたから発見できた
良き情報。

香道は所作が厳しいイメージでしたが、お香の焚き方もなんだか型にはまらない自由をもらった感じがして私的には前向きな捉え方です。

ちなみにお香を焚くのに相応しい方位もあるそうで
東と西が向いてるようですよ。

場の浄化、癒し、瞑想などお香を焚く意味合いは様々だとしても
お香の香りと煙の行方に心を見つめることができるのはいいですね。

私はなんとなくふと気が向いたときは一度に何個もお香を焚く日もあるし、同時にあちこちの部屋で焚く時もあります。

雨の日でもサロンに使っている
お部屋はお客様のチェンジの度に
必ず焚いて場をリセットしています

こんなふうに、あまり天候にとらわれず気軽にお香に親しめるのは豊かな気持ちになれて良いですね

お香は雨降りでも大丈夫!
前言撤回
私も訂正します。

皆さんにも習慣になるほど
お香を焚きたいって
思う楽しさが伝わりますように

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