言葉はお粥になるまで噛み砕け!

言葉はお粥になるまで噛み砕け。

「あれだけ言ったのにまだわからないの!!」
「あいつにはいくら言っても無駄!」
スズメのように世に飛び交ってる言葉です。
「言う」と「伝える」もっというと
「言い放つ」と「伝えようとする」

「あれだけ言ってるのに!」とはどういうこと??
伝わり難い言葉を使って、ボリュームを上げて、険しい表情で相手に投げる。いきなり豪速球を投げるようで、相手は受け取るのが難しそうです。
意図を理解するより、恐怖や驚きを受け取ると思います。

コミュニケーションは大切。
わかってるけど、伝わない。
なぜミスコミュニケーションが起きるのか。
そもそも言葉は万能ではありません。
頭の中で描いている事を言語化するのはなかなか難しいものです。
言葉で伝える時に陥りやすい3つの罠!?
人は言葉で伝える時に短く、そして簡潔に伝えようとします。その3つのパターンがこれ!

⭕️「省略」「歪曲」「一般化」

ざっくりいうと自分が使いやすい言葉で言い放つのです。伝わるかどうかはまた二の次になります。

省略の例えを2つ。
まずは映画の感想を省略してみます。
・あの映画はつまらなかったね!的な感じです。
これを噛み砕いて質問すると
・2時間全部つまらなかったの?
・どこがつまらなかったの?
・面白い部分はなかったの?

もうひとつは東京の人を省略します。
・東京の人って冷たいよね。
これを噛み砕きます。
・体温が低いの?
・1400万人全員冷たいの?
・どんな時にそう感じたの?

こんな感じです。

言葉投げる側と受け取る側の意思疎通はけっこう難しくなりますよね。
会話上手の人は出来るだけ省略せずに相手に届くような言葉や例え話を駆使してくれています。
特に大切な話し合いの時には省略を出来るだけしないようにすると良いかもしれません。

次回は歪曲について。

しかし、今日はいちばん暑い!(鬼省略)

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