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定年近い男でもスキンケアは必要?その2

とりあえず化粧水と美容液と乳液を買えばいいのかな?
興味がなかったスキンケアだが、自分を大切にするためにということで
試してみることにした。
あまり考えずにドラッグストアに入る。
シェービングフォームや男性用ヘアケア用品が置いてある見慣れた売り場では
乳液などあることはあるのだが、品数が少なくワクワク感がない。
なんでもいいと思いつつ今はなんでもいいわけじゃないのだ。
化粧品売り場の方かな?
キラキラした眩しい化粧品売り場でスキンケア用品を探してみるが、場違いな
感じがしてまったく落ち着かない。
保湿液?化粧水ではなく? ん~美容液ってどれだ?
ダメだ帰ろう。
伊藤聡さんの『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』
という本にも同じような事が書いてあったがやっぱり恥ずかしさや居心地の悪さに
耐えられなかった。

本には無印良品のスキンケア用品も紹介されていて「男性にとってもっとも身近な
ブランド」とあったので、今度は無印良品の店舗に向かう。
無印の売り場はドラッグストアの化粧品売り場よりは全然落ち着ける。
商品デザインも落ち着いているので手に取りやすい。
それでもどれを買うのが正解か全く分からず、迷いに迷いエージングケアシリーズに
決めた。
いきなりエージングケアなのか?もっと安い商品から試したらどうだい?と自分に
問いかけてみたが、まあ年齢も定年近いわけだし歳相応でいいんじゃないの。で、
話がついた。
この日、無印で洗顔フォーム、化粧水、乳液、そしてあまりよく分からないまま
トリートメントオイル(これが美容液にあたるのか?)まで買いこんだ。
1つ1つ商品の値段を見ていたから分かってはいたけど清算の時に改めて気づく。
「高っ!」


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