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定年近い男でもスキンケアは必要?

定年が近づき見た目に気をつかうことがだんだん億劫になっている。
そんな自分が「いまさら?」という気がするが、スキンケアを試してみるかと思っている。

職場の女性から1冊の本を勧められた。
伊藤聡さんという会社員兼ライターの方が書かれた
『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。』である。

その本を勧めてくれた女性によれば、スキンケアをギターのエフェクターに例えて
いるところがあって、ギターのことが分からないからその例えが理解不能らしい。
読んでみてその分からない部分を教えて欲しい。スキンケアもやってみて欲しい。
ということだった。

スキンケアに興味はなかったが、ギターのエフェクターなら分かるぞ。
と思い勧めてもらった本を読んでみた。
本の中に「スキンケア製品とギターエフェクターのビジネスモデルはほぼ同一」という
項目があった。
読み進めると「驚きの秘密 これがスキンケアとギターエフェクターの共通点だ!」と
図解で説明があり、「この図を見ただけで、ギター経験者はすべてを理解するはずである。」
と書いてある。

面白い。確かにギター経験者である自分にはスキンケアのイメージを掴みやすかった。
あ~乳液は空間系なのね。エフェクターの空間系であるエコーなどは最後に音を広げて
飾りつけする感じで、最初にエコーかけて音を創らないな。
美容液はモジュレーション系に例えられていて、そうか!美容液はなくても大丈夫だけど
あれば幅が広がるんだ。といった具合。

この本では美容ライター長田杏奈さんの『 美容は自尊心の筋トレ』という著書から引用
しながら美容の目的として「自分を大切にするために必要な作業だ」の部分に同意している。
これは気づかなかった視点だ。
これまでスキンケアは自分のためではあるものの、人前で恥ずかしくないようケアする
ぐらいに考えていた。
そして歳を重ね良くも悪くもその恥ずかしさに鈍感になり始めている。
スキンケアが自分を大切にする作業なら、今までずいぶん自分を粗末に扱っていたとも言える。
それなら歳に関係なくスキンケアをやってみてもいいいかもと思った。

だんだんスキンケア用品を買いに行きたくなってきたので、この後に買いに行くことにする。
続くかどうか分からないが、試してみることが大事だろう。

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