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徳島ヴォルティスのこと【2024シーズン 第15節 栃木SC】

今シーズン初ポカスタ参戦。雨と強風でサッカー観戦歴でワーストに入るコンディション。メインスタンドで見ていても雨具がないと凌げなかった。

ここ4戦負け無しで、好調の徳島は4連敗中の19位栃木をホームに迎えた。相手がどうのこうのよりも、戻ってきた自分たちのスタイルをいかに出すか、このコンディションを味方にできるのか。6ポイントマッチと考えていい、重要な一戦。

1.スタメン

システムは同じ。両WBが変更となり、前節スタメンだった柳澤とエウシーニョはベンチ外。他はベンチ入りメンバーも同じだった。変わって西野がベンチ入り。フェイスガードもしておらず、想像していたより軽症だったのか。とても安心した。

2.結果


シュート数12-6、ポゼッション60-40。見ていてほとんど危ないシーンはなかった。コンディションも味方にして、ウノゼロ、クリーンシートでの勝利は11節藤枝戦以来。2連勝で5戦負けなし。5勝7敗3分で勝点18とし、14位へ浮上。降格圏と5差っていうか、プレーオフ圏内と6差になった。ところで甲府はどうした、もう3差やん。開幕戦なんだったんかなあ・・。

3.前後半まとめなど


現地とDAZNがごっちゃになったまとめ。

フラッシュインタビューで児玉が言っていたように、とにかく風が凄かった。前半は風下を取ったのはミーティングで決まっていたそうだが、風向きを感じさせず、試合を進められた。児玉、チアゴを中心にテンポ良くボールが動かせた。チアゴは前で構えるより、こっちがええんだろうか。そろそろゴール見たい。ポゼッションも7割近くあり、やはり徳島ヴォルティス。観ていて本当に面白かった。41分チアゴからのCKを杉本が上手くトラップして押し込んだで先制した。メインからはよく見えなかったし、ビジョンにも出なかったので、杉本がセレブレーションでスライディングしているのでようやく分かった。帰って見直して、ハンドちゃうかなあと思ったが、VAR無いのでそれでよろしい。DAZNのカメラワークなんだが、雨粒で曇っていたし、杉本のトラップの寄った所もなかったのはなんでだろうか。後半は監督の言う大味なサッカーかどうか分からないが、渡の素晴らしいダイレクト以外は、シュートまでいったシーンは少なかった。あれ決まってればなあ。58分のカイケの持ち上がりとクロスには驚いた。スプリントできるし、本当にいい選手。完全移籍で取りたい。逆に栃木に押し込まれる時間、際どいシュートを何本か打たれるが、終始安定した試合運びだったと思う。

先制ゴールの杉本太郎
チームの心臓、児玉駿斗
最後の番人、ホセ・アウレリオ・スアレス

4.総評など


スタジアムで見るのは本当に良かった。選手の頑張りは言うまでもないが、増田監督の姿には特に胸が熱くなった。選手の好プレーを拍手で讃え、声を出し、大きなアクションで指示を出して、一緒に戦っていた。どこかリカルド・ロドリゲス通じるところがあるように思ったのは自分だけだろうか。ありきたりだが、春の嵐の寒さに耐え、声を出し続けたゴール裏のサポーターの力も加わって、この勝ちを引き寄せたように思える。今日はそんな試合だった。久しぶりにゴール裏に行ってみたくなったな。ジャンピングルンバもしてみたい。メインスタンドでさえも風雨の影響をもろに受け、自分も右側だけずぶ濡れになったが、久しぶりにこういう時間を過ごせて最高だ。

次は17位ロアッソ熊本。6ポイントゲームは続く。


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