日記 9月16日

お試しの初投稿。とりあえず簡潔な箇条書き日記。ここ最近の色々について。

・「平賀源内」(芳賀徹)をたのしく読んでいる。
始まりの時代のパワー。新しい功利思想「国益」を無邪気に掲げ、その下で自己の興味へ突き進む様は小気味良いほどだ。
朝ドラ「らんまん」で、「国益」の名の下に潰されるたくさんの「自己」を観ていた後だからこそというのもある。

再来年の大河は天明時代なのできっと源内も登場するだろう。「根南志具佐」の両国橋の花火の様子、映像でやってくれたりしたら楽しいななどと思う。

・「こっち向いてよ向井くん」最終回まで観る。
このドラマの面白かったのは、「多様性の時代」の、その「多様性」に振り回されることも描いていたことだなと思う。

「自分らしさとは」から出発してパートナーとの齟齬に悩む麻美や、「正論」を説くけれど自身の恋愛はままならない酒井戸や。

「男らしさ」「女らしさ」的な抑圧はきっちり否定しながら、社会的役割を、相手への抑圧というよりも自身のモチベーションにする環田のような人(元気もそういう一面を持っていた)も登場して、「強者」の弱さ、も含めた世界・「多様性・2023」という感じ。
個人的には、「今夜すき焼きだよ」の描いた価値観のその先かなぁと。
考え方が違う人々が集い語り合う「パイレオ」のような場所が大切だよねと思った。

・全然乗り気で観てはいないvivantは一応最新話まで追いついた。
ベキが碇ゲンドウに見えている私…でも乃木憂助はシンジくんじゃなさそうだ。
この、父と息子のストーリーを描くのに、実在の国を介在させる必要性はどこまで?という疑問は未だ拭えず。

・今週は秋休みだったので美味しいものをたくさん食べた。
特に、浅草468の棒鮨に感動。店名はヨーロッパと読むけれどお料理は京都、場所は浅草。ややこしさよ、笑

久しぶりにひとりでロマンスカーに乗る機会があったので、京王百貨店のデパ地下でおつまみとお酒をウキウキしながら誂えた。
美濃吉の「万願寺とうがらしの海老射込み」と「すっぽんの玉じめ」、仁井田本家の「おだやか」160ミリ瓶と共に本を読みながら小田原まで。駅弁も良いけれどデパ地下も良いなぁ。

お休みは終わったので、年末に向けてまた一生懸命働きます。


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