【番外編】『THE FIRST SLAMDUNK』を観戦してきた感想【ネタバレ有】

お久しぶりです。

お久しぶりなのに今回は夢日記ではないです。

今回は、12/3(土)から公開されたスラムダンクの映画を鑑賞してきた感想を記録したいと思います。ネタバレしまくりで感想を書くので、まだ映画を観てない方はお気を付けください。

映画観てまずひとこと

さいkkkkkkっこうでした!!!!!!!!!

詳しい感想はまた後で書くけど…
公開初日の朝IMAXを鑑賞、いや、観戦しにいき、
開始10分で泣き涙で目が腫れ、終了後はベンチに座ってしばらくぼーっとして、誰かと語りすぎてスラダン好きの先輩に連絡し翌日2回目の観戦しに行きました。2回戦目も興奮・号泣しました。

あらすじ(※ネタバレ有)

舞台は8年前の沖縄から。
宮城リョータと3つ年上の兄ソータとの1ON1で始まる。
そう、この映画の主人公は桜木ではなく、湘北の2年生PGの宮城リョータである。
試合は原作漫画で最後に描かれた山王工業との試合だが、半分これまでほとんど語られなかったリョータの過去についての話。

……。
ちょっと…、リョータの過去エピソードを全部書こうと思ったんですけど…
てか書いてたんですけど
シーンひとつひとつ書きすぎて分量大変なことになって、まとまらなくなってしまうので、、、申し訳ないが観てくれ。

とりあえず要約すると、
主人公は宮城リョータ。父は既に他界(たぶん病気…)
さらにリョータには自慢のお兄ちゃんがいたけど8年前に海難事故で他界。
バスケのスキルも私生活もお兄ちゃんのようにはなれないなれないことに葛藤。
元々内向的な性格なのに生意気な見た目(ていうかわざと平気なフリをしてたのが裏目に出て)で中学高校では問題児扱い。

こっからリョータが湘北の切り込み隊長として成長していく様子が描かれている。

一旦、あらすじはこれくらいにしましょう・・・。

つづいて、やっとやっと、感想を書いていきます。

感想(もちろんネタバレ有)

何から話そうか。。悩ましいけど。
言いたいことを項目ごとに徒然なるままに書いていきます。
長くなるしオタク語りですけどお付き合いください。

リョータ関連

  • ソータの言葉

ソータとリョータとの1ON1のときに言ってた
「おれやって心臓バクバクよ。でも目いっぱい平気なフリをしてる」
っていうセリフ、1回目のときは忘れてたけど2回目観たとき、
うわ~~!リョータずっとこの言葉覚えてたんだ!って気づいた。
不良グループとの喧嘩のときも、怖くて震えてたけど手をポケットに入れて隠して、平気なフリして生意気に啖呵を切るし、試合のときだっていっつも心臓バクバクさせてたんだなと。
これは漫画を読み返して、「リョータ…このシーンでも実は心臓バクバクだったんじゃないの…?」って思いふけりたい。

  • ソータの形見

リョータといえば黒と赤のリストバンド。あとピアス。
ピアスについては後でまた語るとして、ここではリストバンドについて話します。
表題にも書いてるけど、リョータのトレードマークである赤いリストバンドはソータがいつも着けてたものなんですよねぇ。海難事故の日は、ソータが海釣り行く前にたまたま水飲み場に置き忘れてたのをリョータが多分見つけて、秘密基地に保存してたんだな。
試合前は、リストバンドに向かって声を掛けてるし、試合中不安になったとき必ずリストバンドに触れてて、そういうシーンを見つけるたびにソータの存在は亡くなってもなおリョータを支えてるんだなと目頭が熱くなりました。
映画の初期の広告が、少年のような小さな手と赤いリストバンドを付けた青年の手がグータッチしている絵だったことで、映画発表時の考察でもリョータの話なんじゃないかと思っていましたが…。
予想しててもさらに超えてくる内容でしたね…。

  • みっちゃんとの出会い、てか中2みっちゃんの髪型!

リョータが中学で神奈川に引っ越してすぐ、実はみっちゃんと出会ってたことが判明。おそらく多くのファンがこのシーンを見て
「え????おま????」ってなったと思われるシーン。
みっちゃん、めちゃくちゃ好青年お兄ちゃん。このとき中2。イケメンすぎる。そして連続スリー決めまくるシュート力。出来上がってる。さすが中学MVPになる男。
原作では中3の姿が描かれてるけど、当時の髪型はセンターパートだったのに今回の映画での中2の姿ではさっぱり短髪だったみたいなので、中2から中3に上がる段階でオシャレに目覚めたのかな。可愛いね。
そっからグレてさらさらロン毛センター分けになるんだから、こだわりあるのかな。
てか過去に1回会った、バスケ上手い兄ちゃんが高校でグレてしかも自分をつぶしてくるとか、リョータからしたら混乱だよね。でも苦しい試合でやっぱり三井のスリーポイントは心強いし、あのシュートフォームは見惚れる。

  • ピアス

リョータといえばリストバンドと別のトレードマークが左耳のピアス。
試合中も着けてるのは時代ですね。今だとバスケ中は外せって言われちゃう。
で、このピアスについて、絶対触れたいのがスラダン連載後に描かれた井上先生の読み切り漫画『ピアス』。
単行本化されてないから、中々読めないやつなのですが…。
物語の登場人物がりょうたとあやこなので、ファンの間では宮城リョータと湘北バスケ部マネージャーの彩子さんのことで、2人は昔会っていたのではないかと考察されています。
ざっくり内容としては、あやこちゃんが海にピアスを捨てたところに、りょうたが「海を汚すな」と言ってピアスを拾うことで二人が出会ってその流れでりょうたは左耳にピアスをあけるっていう話。この話の中で、りょうたは映画のリョータと同じように兄を海難事故で亡くしてるし、映画で出てきたみたいな秘密基地も出てくる。
ので、大枠はリンクしてると考えていいのかなと思うけど、
今回の映画で秘密基地は沖縄にあったことになるので、あやこと彩子さんが同一人物だとすると、彩子さんも沖縄出身?とか考えたり…。まあ彩子さんの顔立ち的にはあり得そうだなとも思いますが、そこまで細かく設定してないと考えるのが良さそう。
なんとなく、最近の漫画の傾向的に細かい設定とか伏線が流行ってるし、そういうのが称賛されるけど、井上先生の得意分野はリアルな作画と感情表現だと思うので設定の精査という部分は重視されてないと思う。
でも、もしかしたら…関係ある?、と思うことは、映画を楽しむ方法の1つではあるからいいよね。ちなみに、映画内では中学に上がったタイミングからピアスが確認できたから、沖縄でピアスあけたんだろうなあ。

  • 母の不安定さと妹の健気さ

前半部分でまあまあ辛いシーンの1つが、ソータの部屋の荷物を母ちゃんが片付けようとするところ。リョータと取っ組み合いになったうえに
「もうこの部屋に入らんで!!」と言う。
初見は、正直、なんで子供にそんなこと言うの!!って思ったけど冷静になろ。この人、立て続けに夫と長男を亡くしてるんだよ…。そりゃ不安定になるよね。母ちゃん自身もそんな簡単には整理ができないよ。
そんな中、救いとなるのが妹!
リョータのミニバスの観に来た時は目いっぱい応援してくれる、亡くなったソータの話をしてるオジサンたちに「ソーちゃんは遠い島で一人で暮らしてる」と反論するし、ほんと宮城家の太陽!
リョータと母ちゃんの間に入って会話してるシーンも、ごくごく自然にやってて、全く闇を感じないけど、ぼそっと「ソーちゃんの写真飾ろうよ。…顔忘れちゃう。」とか言うから!!!!!実は!!すごく無理してるんじゃない?????????????

  • ゴリとの信頼

リョータ目線のゴリとの話!
先輩がいるときから真っすぐに全国制覇を目指して、熱血というか独裁的にバスケに取り組んでて、先輩たちにも疎まれてるゴリと、技術はあるけどコミュニケーションができない故に生意気と捉えられちゃうリョータ。どちらもチームメイトと合わない・合わせられない2人だけど認め合ってる感じ!!良いですね。
原作ではそんなに去年の話をしなかったのでゴリ&リョータの関係性がどう構築されたのかっていうのが知れたのが良かった。
ここで印象的なのは、ゴリに「もっと声出せ!話せ!」と言われてムスっとしてたリョータが、山王戦では率先してチームメイトとコミュニケーションをとって、鼓舞している姿が見て取れて、リョータの成長を感じれた!!!

  • 親友というか子を見守る母目線のヤス

リョータの親友といえば安田ですよね!(大声)
映画の中では、リョータの愚痴を聞きながら一緒に帰宅し、不良グループに絡まれ走って帰る羽目になるヤス。
山王戦のとき、リョータの様子に終始ハラハラしたり安心したり言葉は少ないのに感情の幅と顔の演技がすごい。

一個気になるのは、リョータのWiki(映画前の情報)では、ヤスと小学校からの友達で同じ中学で一緒にバスケ部だったって書いてあるので、今回の映画でリョータが小学校まで沖縄に住んでたとすると、ここだけ矛盾が生じてるのが気になる…。
いや、そもそもリョータとヤスって同じ中学なのは漫画で描いてあるけど小学校から知り合いってあったっけ?豊玉戦でヤスが
「小学校からPGのリョータに平面の勝負で勝てるわけがない!!」って言ってるシーンはあるけど、これなら小学生時代から友達じゃなくても中学時代に聞いた話ってことでも通じるもんな。それならリョータ沖縄出身でヤスとの設定にも問題ない気がした!!(自己完結)

一旦今日はここまでにしよ

もっともっと話したい感想の3割くらいしか書けてないんだけど、
一旦今日はここまでで公開しちゃいます。
リョータへのクソデカ感情ばかりで、試合のこととか、作画がすげえとか、制作側への感謝とか全然足りない。とりあえず今後書きたいことメモしときます。

区切り微妙だけどまた今度!

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山王戦について

前半大幅カット
ゴリの葛藤
桜木の覚醒
三井の復活
流川の成長
沢北の経験

作画関連

井上先生の絵が動いていることの感動
漫画と映画の違い ギャグ

その他演出

スタートの演出
音楽について
石井いいやつ
観客の小ネタ
試合ラストの数分
エンドクレジットの後のワンカット

漫画のときは、リョータはわりと成熟してると思ってたからリョータの葛藤が見れたのが良かったです!!

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