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#01 選抜制について


はじめに


皆さんはじめまして。にぶにぶしいティーという日向坂46ファン(通称おひさま)の者です。
楽曲とかライブの感想だったり、色々と書くのにXは文字数が少なすぎるので、今さらながらnoteをはじめてみようかなと。

初回はいきなり重いテーマですが選抜制についてです。いま書くならこれかなあと思いますし、日向坂にとってなかなかタイムリーな話題でもあるので。

そもそも選抜制とは、坂道グループや48グループなどのアイドルグループが、シングルやアルバムの表題曲を歌うメンバーを全メンバーから一定人数選ぶシステムのことです。

この選抜制というのは、ファンの間では常に争いのもとになるものなのですが、そもそも何故そんなものが必要なのか?
選抜制によるメリット・デメリット、個人的な見解などを今回は綴っていきたいと思っています。

選抜制の必要性


では、何故選抜制が必要なのか? それを紐解く鍵は人数・メンバーの卒業・加入にあります。

🔑① 人数

これが選抜制導入の最大の理由となります。
日向坂46は現在(2024 5/8時点) 28名です。

幸いにして選抜制を導入するようなグループは、他のアイドルグループに比べてメディア露出に恵まれています。

しかし、主に音楽番組などに出演する際、パフォーマンスエリアの広さやカメラワークなど諸々の条件を考慮すると、その人数にはある程度の限界があります。
番組側もグループ側も出演する以上は、両者それなりのメリットとクオリティが要求されるわけで、人数が多すぎるとそのあたりを満たせなくなるというわけです。
音楽番組に限らずメディア露出をする上で、28名全員でとなるとどうしても一人一人に割かれるリソースが減少してしまうため、実力を十分に発揮できない・魅力を伝えきれないなど、様々なデメリットが生まれてしまいます。

🔑② メンバーの卒業・加入

「じゃあそんなに人数を増やさなければいいじゃないか?」
そんな意見があると思いますが、実はそういうわけにはいきません。これはグループの構造上の問題に関係があります。

理由こそ様々ですが、メンバーには必ず卒業というものがあります。
そうなると、グループとしての地力やメンバーを推しているファン数をある程度キープし続ける為には、新たなメンバーの加入が必要となるわけです。

しかし、新しくメンバーが加入したからといってすぐに求められることができるようになるわけもなく、そうなると先輩方のサポートが必要となります。
先輩の卒業と新加入メンバーが独り立ちするまでに交わってる期間…このタイミングは人数がどうしても多くなりがちなので、選抜制を採用する最大の理由となるわけです。

選抜制のメリット・デメリット


では、具体的に選抜制のメリット・デメリットはなんなのか?
それについて考えていきましょう。

①メリット

最大の利点は選ばれたメンバーへのチャンスの増加とクオリティを保つ為のコストの削減です。

すでにおひさまの皆さんは実感されていることかと思いますが、選抜に選ばれたメンバーは明らかにスポットライトに当たるチャンスが増えています。
MVや音楽番組など推しメンが見つけやすくなっているはずです。これはメンバーにとってもおひさまにとってもメリットです。

そしてクオリティに関しては人数が少なくなった分、日向坂の激しいフォーメーション移動やフリを揃えるといった工程におけるコスト(主に時間)の削減にも成功しているはずです。

では選ばれなかったメンバーにはメリットはないのか? そんなことはありません。
選抜メンバーに選ばれなかったメンバーは、日向坂46では「ひなた坂46」と呼ばれています。
しかし、実はひなた坂46メンバーにもメリットはあります。

だいたい選抜メンバーになる基準はミート&グリートの売上順に選ばれています。そして今までの全員選抜制の時もフォーメーションを決める際には、それが適用されていました。

しかし、新たにひなた坂46というグループが生まれたことで、全員選抜では後ろにいたメンバーが前方に立つことになります。
これはそのメンバーを推してるファンからすれば、以前より遥かにMVやライブでメンバーを見つけやすくなりますし、場合によっては一発逆転のチャンスもあるわけです。さすがにフォーメーション最後方で目立たない位置ではそれは難しいです。

他には、全員選抜制では完全固定だった表題曲ですが、パフォーマンスするメンバーが、表題曲・ひなた坂46楽曲と2つになったことで、今後発表される表題曲ごとに入れ替わることによる新たな化学反応が起こること。これもメリットでしょう。

②デメリット

これは純粋に選抜メンバーとひなた坂46メンバーの格差が生まれることでしょう。

上記のメディア露出などのメリットの恩恵を受けることができないのは、ひなた坂46メンバーとしてはかなり辛いところです。
残念ながら今のところ歌番組などにひなた坂46が出演するとの情報はないです…。

そしてメインビジュアルやジャケット写真の表に、ひなた坂46のメンバーが写らないというのも悲しいデメリットです。
特にメインビジュアルに写らないのは疎外感がどうしても出てしまうので、せめてひなた坂46用のメインビジュアルも作って欲しいものです。

あと今後懸念される点としては、冠番組で選抜メンバーの出演ばかりが多くなること。
既にヒット祈願が選抜メンバーのみということで良くない話題になっていましたが、今後はできる限り全メンバーある程度平等に出演するスタイルは続けてほしいなと。
これは日向坂ちゃんねるにも同じことが言えます。

そして、どうしてもひなた坂46は2軍というイメージがつきまとうのも辛いポイントです。
このイメージがあるからこそ、争いの種になりますし、ファンの分断が生まれる。これがあまりに大きすぎる最大のデメリットでしょう。

選抜制への個人的な見解


では、筆者はどう思っているのか?という話ですが、これは消極的な賛成というか致し方ないことという認識です。

上記の導入せざるをえない理由を払拭する方法は未だに見つかりませんし、そうなるとファン側としてはメリットを楽しみながらも、デメリットの部分をいかに軽減するか努めることしか対応のしようがないといった感じです。

個人的には「日向坂46」というグループの中に表題曲を歌う選抜メンバーとカップリングを歌うひなた坂46メンバーがいるという認識なので、綺麗事無しに1軍・2軍というほど隔たりがあるとは考えてはいないのですが、1軍・2軍という認識を持たれるのは仕方ないとも思っています。

だからこそ、今後の7/3・7/4のパシフィコ横浜のライブなどひなた坂46の活動でファンのイメージを変えてくれることを期待しています。
今まではメンバーたちはファンの想像を超えてきたので、今回も楽しみに待っています!

さいごに


長くなりましたが、初回のテーマ選抜制については以上となります。
もともとのXのアカウントが小規模なので、このnote自体があまりに人の目にとまることはないと思いますが…今後は楽曲やライブの感想などを中心に書いていきたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします!

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