13サムネ.予想を裏切り_期待に応え_ボクの手へ還ってきておくれ

【感想】SHOW BY ROCK ましゅまいれっしゅ!! 第8話

 2020年1月より放映中の、TVアニメ「SHOW BY ROCK ましゅまいれっしゅ!!」の感想記事です。
 1話の感想はこちらのリンクから、前話の感想は下記画像より。

1.あらすじと総括

(放映前)
REIJINGSIGNAL vs Mashumairesh!! 対バン勝負!!(商品はほわん)

(放映後)
いきなり対バンを申し込んでくるREIJINGSIGNALにビックリのほわん達Mashumairesh!!。
フェス出場のためにも知名度アップは必須! ということで申し出を受けるが、実はその勝負に負けると、ほわんをREIJINGSIGNALのアシスタントとして奪われる契約になっていた。
ほわんのためにもと練習に打ち込み、準備万端でライブを向かえるが……

――公式より引用

 最初に浮かんだ感想としては、「まぁ……そうなりますよね……」でした。
 方向性のホの字も触れてなかったですし……。

 今回は、結構重要そうな問題提起がされましたね。
 「君たちは何をやりたいんだい?

 ほわんちゃんは、終始「この四人でバンドをやりたい」と言い続けています。どこゆびやレイジンのライブを見ても、自身のバンド脱退というリスクを突き付けられても、その気持ちに一切揺らぎはありません。
 その姿勢を、ララリンは「馴れ合いの音楽」と断じました。

 さて、それではほわんちゃんが間違っているのかというと……私は、そうは思っていません。
 この展開の終着点は、「ましゅまいれっしゅの四人でどうなりたいのか」。目標、目的、将来を四人で共有できるかどうか。そこに尽きるんじゃないでしょうか。
 現状は、ララリンの問いに対して、恐らくほわんちゃんしか答えを持っていません。メンバーに答えが共有されていないので、バンドとしては非常に結束力が弱く、もろくなっています。
 しかしながら、四人全員が一致団結して一つの思いを貫き通せるのならば。それはララリンが言うところの「馴れ合い」の延長線上であっても、尖った武器となることでしょう。
 
 どんな答えを出すのかはわかりませんが……ましゅまいれっしゅの音楽、その最後のピースとなるのはヒメコかな? と思っていたり。そして、将来的な核と成り得るのもきっとヒメコ……。

 ミュージシャンとしての視点に立っているレイジンとヒメコに、ほわんちゃんがどんな道を示すのか。おそらく、そこがこの作品最後の山場になると思います。今の時点では、見守るほかないですね。私には、予想が付きませんし、ほわんちゃんの心中は図りかねます。

 ……回を経るたびに、真面目なコメントしか出てこなくなっていく。

2.ピックアップシーン

13.予想を裏切り、期待に応え、ボクの手へ還ってきておくれ

 今週は準備中のレイジン。

 鍛錬も欠かさず、戦場はホーム、相手への対策も怠りがない。
 まさに戦上手、百戦錬磨ですね。
 戦は準備の時点で勝敗が決まっているといいますが、お手本として教科書に載せたいぐらいの入念な準備。キャリアによる実力差もありますが、ましゅましゅよりも圧倒的に準備が出来ていた、と言わざるを得ない!

 それにしても、ララリンはほわんちゃん好きですねぇ。期待が大きいというか。

3.次回以降

 ここでどこゆび回かよぉ!?

 
さて、恐らくミディロックへの参戦を勝ち取る(奪い取る)何かしらのイベント~どこゆびside~ でしょうか。
 真面目な方向で予想を立てるなら、彼らも何かしら一致団結する目的を持つのでしょうか…………。

 ミディロックは最終ステージというより、ウイニングラン会場な予感がします。レイジンは出場するステージが違いそうですし、新しいライバルは現れたりは…多分、しない、でしょう。

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