7サムネ

【感想】SHOW BY ROCK ましゅまいれっしゅ!! 第4話

 2020年1月より放映中の、TVアニメ「SHOW BY ROCK ましゅまいれっしゅ!!」の感想記事です。
 1話の感想はこちらのリンクから、前話の感想は下記画像より。

1.あらすじと総括

(放映前)
ちょっとアレな設定を書きためていたノートをうっかり落とすルフユ。拾ってしまったのはデルミン!

(放映後)
トンデモ設定を書きためたノートをうっかり落とすルフユ。なんと拾ったのはデルミン! 見なかったことにしようと、こっそりルフユのカバンに戻そうとするのだが、間の悪いルフユはそれをめざとく見つけ、取り上げてしまう。 バレてバツの悪いルフユはヒメコのクローゼットに(勝手に)閉じこもり、デルミンみたいに特別になりたくて設定を考えていたと話しだす。

――公式より引用

 うおおおおおおおおお

 どこゆびの出番少ねぇぇぇええええええええええええ!!!

 バイト中のジョウパイセンが出てきましたが、ああいう「近しい住民」感、いいです。
 見ず知らずではないけど、知り合いでもない。都市感が生々しい。

 ――今回のどこゆびに関する記述 おわり――

 結構な被害を被った家主ヒメコでしたが、きっちりデルミンに会いに行くよう促すあたりやっぱり心根の優しい子。
 ほわんちゃん、ドア開けの駆け引きに強かさが窺えました。流石北国出身(?) 割と、ああいうぐずった子の扱い得意なのかもしれませんね……。
 ヒメコからは居候と呼ばれていて、だいぶお客様扱いが薄くなって馴染んだ感じがします。

 ――今回のヒメコとほわんちゃんに関する記述 おわり――


 というわけで、ルフユとデルミンのターン! だった4話。

 今話は、ルフユに幼さとかわいらしさを見ました。ネーミングや種族的な特別感が気になって、形から入るあたりが思春期っぽさを感じます。
 「特別が良かった」というのは、誰しもが通る悩みなんじゃないでしょうか。
 「普通でもいい」「普通がいい」「実は特別だった」「特別になれるようにがんばる」などなど、いろんな答えはありますが、正解はない。
 自分のことを認めて肯定することができれば、答えそのものはあんまり重要ではない……のかも。
 ルフユが、自分の答えを見出すのは、どんな時になるのでしょう。(ドラムは、何かしらその気持ちに関与するのだろうか?)

 今回の様子からすると、満月になると人格が変わっちゃう というのは、単なる誇張だったんでしょうか。もし何か変化するなら、今回の主張にちょっと疑問が出ちゃうので、狼族の枠を飛び越えるような変化はなさそうですね。

 そしてルフユの部屋ひっっっっろい。デルミンとの対比ですねー。お花まであるけど、誰が入れ替えているのかしら。使用人かな……。

 デルミンは…………
 なんでしょう、部屋で一人ハムカツはむはむして一人でしゃべってるシーンが物悲しすぎて……………………。

 お住まいは「うずしお荘」。駅周辺からは離れた、閑静な場所に位置してそうな雰囲気ですね。名前に横文字が入ってないのも、都市開発のあおりを受けて作られた建物ではないから…………とか?
 住んでるのは、2階の角部屋っぽいですね。(捜索シーンでも電気が消えてるだけだったけど、雨戸はあるんでしょうか……)

 間取りは、絵に描いたような四畳半。それも見るからに古い。
 これはトイレが共同どころか、流しも共同なのでは……。
 セキュリティーも心配すぎる……(´;ω;`)ウ゛ッ

 今時の4畳半なら、スマホで何でも済ませるシティーライフって感じですけど、これはさすがに……。
 ほわんちゃんより、デルミンが一番バイト必要なのでは?
 できない事情があるのか、もしくは既にやってるのか……頭が痛くなってきた。辛い

 内職のノルマ後にハムカツ食べてましたが、それ夕飯じゃないよね……?
 食べて、特務:月光(オペレーションムーンライト)読んだ後に夕食お呼ばれしたんだから、練習後のおやつですよね???そうだよね???

1-1.仮説:デルミンは、少食なんじゃないか

 検討材料
 ・ハムカツ2枚(予定だと1枚)が夕食?
 ・体が小さい

 うーむ、我ながら材料の少ない仮説……。
 ちなみに2話の食事シーンだと、頼んでるポテトのサイズは同じでした(同サイズが4つ)。

 練習した後の夕飯がハムカツ2枚。それはちょっと少ないような。若い年頃の女の子ってことを、差し引いても。
 (「いただきます」と言ってるシーンではお皿に2枚以上カツが乗ってて、そのあとに袋入りのカツを食べてるから、もしかしてむしろ3枚以上ある?? 皿の厚み的に4枚くらい……? 買い置きor作り置きの別カツ……? それとも、おまけが2枚以上だった……?)

 (揚げ物好きなのか。厚揚げも好きらしいし?)

 まぁ体調にもよるでしょうから、夕飯の分量はさておき、「体が小さいから、ずっと一族の落ちこぼれと言われていました」というセリフから、大きく成長しようと努力してた(あるいは、させられていた)時期はあったんじゃないかな、と思います。その上で現在の体型なので、大食いではないはず。
 キービジュアルの時から感じてたんですけど、デルミン、足細いんですよねー。
 (逆に、一番下半身の肉付きがいいのはルフユのように見えます。多分いいもの食べてる)

 少食なのではなく、貧乏だからたくさん食べれない、という可能性もありますね。一族の支援も受けられないからか、内職しているようですし。
 でももし、お金はないけど、みんなと食べたいから外食は付き合って、普段は節制してるのだとしたらもう泣きますわ 耐えられませんわ

 お爺さんは健在なのかしら……。かばってくれてたお爺ちゃんが亡くなって、居辛くなって形見とともに都会に……というのはまぁ、考えたくないので、普通に風呂場で転んでつい折れちゃったのをデルミンにくれて、ちゃっかり最終回に登場してほわん祖父と意気投合してるとかそんなのを望みます。

 どう解釈するにしても、苦労の多い人生を送ってそうな気がします。思慮深い性格になるのも納得。
 アーク溶接とかの知識も、図書館で仕入れてるのかな……本買うお金や、研修を受けるお金があるとは……。

2.ピックアップシーン

7.ともだちです。

 商店街の方々との交流は、こういったキャッチボールで自然と深まってると思います。

 デルミンが大人たち(筆者含む)を惹きつけてやまない理由。(当社調査)
 礼儀正しい。
 苦労してる。
 反応がうぶ。


 現代の孤独な都会にあるまじきハートフルガール……。

 大人になると、子供のことを応援したくなりますよね。色々と買ってあげたり、興味がありそうなものを調べたりとか。
 だけど、やっぱりお金で出来ることには限界があるし、立場や年齢が違うと、なかなか上手く助けになることはできないと感じることもあります。

 だからこそ、デルミンにルフユという同年代の友達ができて本当に嬉しく思いました(保護者視線
 ……ルフユと付き合うの、気疲れしそうだけど!!

 でも、ルフユくらい突き抜けたテンションで接してくれるのは、デルミンとしては気楽でいいのかもしれませんね。商店街の大人たちのように、気遣ってもらってばかりでは、恐縮してしまいますし。
 一部の同族からは疎ましがられ、都会に一人で出てくることを選んだ彼女からすると、ツッコミ役に回れる今の立場を、結構楽しんでるかもしれませんね。
 立場としては違うものがあれど、「私はみんなと違う」という、一種の孤独感を知る仲間。相性はいいのかもしれません。

3.次回以降

 あれ?
 このアニメ、まだ作中で「ましゅまいれっしゅ」って単語出てきてないぞ……?
 メンバー4人の情報がある程度描写されたので、そろそろ次のステージに進んだりしますかね?

 レイジングシグナルが、ましゅましゅ4人の壁、あるいはライバル、あるいは憧れとなったりするんでしょうか。
 ライブシーンやバンド結成に期待大。

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