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#1【好きなプログラム】白岩優奈2018-19 SP「オールアボード」

YouTubeでも好きプロというシリーズタイトルで好きなプログラムを喋る動画投稿しているのですが、配信の内容と被りがちなのもあるのでnoteでやってみようかなという試みです。
あまり多く語っても長くなるので、サクッといきます。目次とかも無しで済むくらいです。

ちなみに過去喋ってる動画はこんな感じです。


さて、今回取り上げさせていただくのは白岩優奈選手の2018-19年シーズンSP「オールアボード」です。
このプログラム、ノリの良さ・可愛らしさ・妖艶さが非常に上手く散りばめられていて、白岩選手の良さが存分に引き出されている作品となっており大好きなんです。

キャッチーな振付と妖艶な雰囲気の両方を味わえる

なんといってもまずキャッチーでノリの良い振付が見事。特に後半のステップに入るところの振付はマネしたくなるような動きで、曲もそこからアップテンポで最後まで駆け抜けていく。
後半は可愛らしさが前面に出ており、表情も楽しそうな素敵な笑顔が見られる。白岩選手の可愛らしさを活かした構成という印象です。
ところが前半は逆にどちらかといえばスローテンポな曲調、白岩選手の大人らしさ・妖艶さが活かされた振付・雰囲気になっています。この共存が1つのプログラム内でなされているのが非常に魅力的な作品と感じている所以です。白岩選手の多彩な魅力がギュッと詰め込まれているような感覚です。
勿論持ち味のジャンプの切れ味も良く、前半部分の良いアクセントになっています。
青系の衣装もよく似合っていて、前半・後半どちらの雰囲気にも合っている、表情によって印象の変わる良い衣装です。
特にグランプリシリーズヘルシンキ大会と、世界ジュニアの演技は素晴らしいので是非ご覧いただきたい。フィギュアスケートにあまり馴染みがない方でも楽しめるようなキャッチーな作りで、なおかつ雰囲気の変化を楽しめる良作です。

ちなみに振付はトム・ディクソン氏。日本でも無良崇人選手や宮原知子選手がよく組んでいた振付家なので馴染み深いですね。自分の知るトム・ディクソン振付作品の中でもこの作品はかなり遊び心が強い1作で、選手のキャラクターをよく掴んでいるからこその作品なのかなと感じます。

近年は怪我に苦しむシーズンが続いていますが、持っているものはトップクラス。今後の素敵な作品にも期待大です!

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