
人とつながるということ
こんばんは。
_____にまつわるエトセトラ共同代表の三宅です。
昨日の記事についていろいろと声をかけていただいていて、みんな見てくれているんだなぁと実感しています。
そんな今日は、人とつながるということについて。
「人とつながる」
こう聞いてみなさんは、なにを思うでしょうか。
実は僕はこの言葉に対して、必ずしも賛成ではない場合があります。昨日の今日で逆のことを言うようですが。
というのも、ただただつながることが目的となり、そのことだけで満足した気になっていては良くないと考えるからです。
いまの時代、いやきっといつの時代でも人とつながることは大切です。
つながることは人にとっての生存戦略。
しかしそれはつながりの中でなにをするのか、お互いになにができるのかということがあってこそ。
精神的に自立した関係同士がつながるからこそ新しい価値が生まれるのではないかと考えます。
ただ自立していないとダメなのかというとそうでもなく、その関係性の中で役目を見つけようとしているか、動き出しているかがきっと大切なのでしょう。
以前、高校生との会話の中で「子育てのメリットってなんですか?」と尋ねられたことがあります。
一瞬僕は、この問いに対してどう答えるべきか迷いました。
なぜなら自分自身で子育てをしたこともなければ、“メリット”や“デメリット”で語るようなものなのかどうかも分からなかったからです。
でもそこでも僕の中でキーワードとして出てきたのは「つながり」
種の保存として本能に組み込まれているからとか、そういった生物学的なことは詳しく語れないですが、やはり親子として、家族として、社会としてつながっていくことが大切なのだと考えます。
でもそのなかで、子どもは自立できているかというとそうではなく、むしろ自立しようとしていることに意味がある。先に生まれた人たちは、後の子たちを育てることで結果自分たちの暮らしにも還ってくる。
そうやってつながっていくこと、互いに影響し合うこと、育て、育てられていくことが大切なのでしょう。
ただただつながることが目的となり、そのことだけで満足した気になっていては良くない。
でもつながることで可能性が広がり、新しい価値も生み出していくことができる。
そうも信じています。
「人とつながる」
あらためてみなさんはなにを思うでしょうか。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
つながりやすい時代だからこそ、よくよく意味を考えて動きたいと思います。
ーCreditー
文章・写真 / 三宅康太
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