「自己変容のための神経生理学」   (上智大学)

みなさま、はじめまして!

「ボディワーク」の専門家、藤本靖です。
ボディワークの基本原理は「身体性」。

「身体性」とはなに?
「健康である」ということ?

このブログではそんな疑問にお応えしつつ、
「身体性」というコンセプトを世に伝えていく過程をご紹介します。

早速ですが、面白すぎる授業「自己変容のための神経生理学」(上智大学)。
この授業のメインテーマは「身体性」。

上智2


本来、夢と希望に満ちあふれているはずの大学生たちは、コロナ禍の中、留学が延期され、学校に通うこともできず、就活もままならない状況で、不安と絶望の淵にいます。
日本の社会システムの中で最も自由でいられる、自分の好きなことを探究できる大学生という貴重な時機を喪失してしまったのは彼らの責任ではありません。

一人の大人として、若い彼らに明るく、楽しい未来を構想できるようなきっかけを与えてあげたいと切望しております。

それには大人たちの本気の姿勢が必要です。
そんな熱苦しすぎる想いに共感してくれた次の方々が授業にゲスト出演くださることになりました。

草刈民代さん(女優)
乙武洋匡さん(作家、タレント)
三崎優太さん(実業家「青汁王子」、「若者のみらい応援基金」創始者)
橘康仁さん(Netflix「全裸監督」プロデューサー)

こちらの4名は、コロナ禍において元気を失っているわれわれに生きる勇気を届けてくださった本気の大人たちです。

お一人ずつ見ていきましょう。


草刈様お写真


草刈民代さん

日本のバレエ界を変えたトップダンサー。
いまは女優としてご活躍されています。
草刈さんは道無き道を突き進んできた唯一無比の存在であるアーチストです。

その草刈さんが、コロナ禍においてすばらしい動画作品を世に送り出してくださいました。

私はこの作品を見ていままでになかった表現(芸術)の可能性を感じました。

そして、草刈さんはこの授業のメインテーマである「身体性」について、次のように語っています。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74066


上の論稿を受けて、草刈さんとは、
芸術と身体性」の関係についてディスカッションしたいとおもっています。

コロナ禍で苦境におかれた芸術家を国が支援する必要がある、
そんな議論を耳にしたことがあるとおもいます。

では、今を生きるわれわれに「芸術」は本当に必要なのか?

困っている芸術家を支援するということではなく、
自らの人生をよりよくするために「芸術」がどのような意味を持っているのか?

私は、あらゆる現代人にとって「芸術」は必須であると考えています。
それを理論と体験で納得してもらうためには、「身体性」という概念での紐解きが必要です。

草刈さんと直にお話をさせてもらえる機会のある生徒たちがうらやましいです!
草刈さんは本当に魅力溢れる大人の女性なのです!



乙武さん


そして、乙武洋匡さん。

私は、2011年の震災直後の楽天スタジアムでの乙武さんの始球式に衝撃を受けました。

障害があるのにすごい!
乙武さん頑張っている!

そういう次元じゃないんです。

体幹の使い方、声の出し方、表情の豊かさ、
そして何より、全身全霊をかけて自分の人生を生きている、
このあり方に、自分を含むあらゆる現代人は学ぶところがあると感じました。

乙武さんは「身体性」の鬼です。
そのことを生徒たちに真正面からぶつけてみます!

乙武さんとは、「多様性と身体性」というテーマについてディスカッションしたいと考えています。



三崎優太さん写真


三崎優太さん。「青汁王子」としてその存在が知られています。

三崎さんほど、若者を元気づけるための具体的な活動をされている方を私は知りません。
三崎さんにネガティブな印象を持ってらっしゃるかたがいたら、ぜひネットで詳しく調べてください。

私は、三崎さんから「お金の稼ぎ方」ではなく、「お金の生きた使い方」を学びたいと考えています。

そして、「お金があっても幸せにはなれない」ということを誰もが頭では理解しているはずなのに、
それでもやはり、皆がどこかでお金にとらわれて生きざるを得ないという状況があるのはなぜか?

お金と身体性」をキーワードに、
その謎を解き明かすようなディスカッションをしたいとおもっています。

三崎さんには、和の身体文化にある気品を感じます。
お茶、お花、日本舞踊の先生のような。

学生たちには、
「三崎さんに一日鞄持ちをさせてください、って頼んでみたら?
 えっ、誰も手を上げないの?
 誰もやらないんだったら、ぼくがやるけどいいかな?」
なんてことを話しています。



橘さん写真


橘康仁さん、超絶面白い人です。

私が大学生だったら100%橘さんに弟子入りお願いしています。

ドラマプロデューサーとしての実績は勿論なのですが、
橘さんの魅力はストーリー作りの理論です。

コロナの状況で多くの人(特に若者)たちにとって、自分の人生のストーリーを描くのが難しくなっています。

実は、橘さんの提案する「ドラマカーブ」と私が伝え続けてきている「自律神経のカーブ」が完全に符号します。

ドラマカーブ


画像8


この授業は、まさしく世界初の「ドラマ」と「身体性」の関係を学ぶ場となります。

学生さんたちには、自らの身体性をとり戻して、人生のドラマカーブを描いてもらいたいと考えています。

裏テーマは、「”感動”の神経生理学」です。


ちなみにこの授業、定員24名なんです。なぜなら、第一線で活躍する方々と生徒が直接話をする機会を大事にしたいからです。


こんな授業が日本全国の大学で、いや小学校、中学校、高校でも行われるようになることが、私の今の目標です。

共感して下さる方、ぜひ一緒にやりませんか!


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