情報リテラシー論 第10回

今週も授業をまとめていきたいと思います。
ついに10回の大台に乗りましたね。もう12月なのも信じられません。

今週は

様々な動画とネット配信

             というテーマでした。


皆さんは普段動画をたくさん見ていると思います。最近は多くの種類のアプリケーションで面白い動画を見ることができますよね。しかも最近はテレビと違い多くの場合、一般の人が投稿している動画なので私達にも親近感がありますよね。

さて、そんな多くのアプリケーションの中から特にほとんどの人が使ったことがあると思われるYoutubeがありますが、最近はYoutube並に人気があるアプリがあります。それがtiktokです。Youtubeとtiktokには大きな違いがあります。

上の画像のようにYoutubeでは、動画が終わったあと勝手に次の動画の中の一番上にある動画が勝手に再生されるという機能もありますが、基本的には動画を見ながらその動画を画面の左下にスクロールして、小さい画面で動画を見ながら次の動画をスクロールして探す感じにとなっています。しかし、tiktokではYoutubとは違い一つの動画が繰り返し流れるかんじとなっていますが、スクロールするだけで自分におすすめの次の動画が再生されます。そのため長時間見てしまう人も多いのではないでしょうか?


tiktokに対抗するInstagramとYoutube

そんなtiktokに対抗するためにInstagramではリールという機能がそして、YoutubeではYoutube shortという機能がtiktok流行後につきました。

     tiktokの影響力

今週はTiktokの影響力について考えていきたいと思います。

Youtubeの現在日本では一番、登録者数がいるチャンネルはつい最近まではHIKAKINさんでしたが、なんと今はJunya.じゅんやという人になっています。この人は何者なのかというと、tiktokで人気のクリエイターさんなんだそうです。tiktokで世界中で人気が出てYoutubeチャンネルを開設し動画を投稿したところなんとかあっという間にHIKAKINさんの登録者数を超えてしまったようです。このように現在ではtiktokにはかなりの影響力があることがわかります。


tiktokが原因で起こってしまった問題

全世界で流行しているtiktokですが、世界中で今社会問題になりつつあります。注目を集めるために公共の場で動画を撮影したり、撮影目的で大音量の音楽を鳴らす、店の許可なしに勝手に動画を撮影して迷惑をかけるなどのケースが多く存在しているそうです。

また、個人情報となる素顔や自宅付近の映像などから住所や個人が特定されてストーカーに発展したり、自身の顔が映った動画がYouTubeなどの動画配信サイトに無断転載されるなど、様々な社会問題の発生が危惧されています。

実際に、海外や日本ではTikTokの使用に起因するトラブルが多発している。

中国では、2018年5月6日、重慶市で列車の屋根に乗り動画を撮影していた男性が、高圧線に触れ感電死する事故が発生した。

また、アメリカでは13歳未満のユーザーの割合が高いことを把握しながらも、ユーザーの個人情報を収集するだけでなく、プロフィールを公開状態にしており、さらに配信当初の2016年10月までユーザーの居所までわかる状態となっていた。

ユーザの居場所がわかるのはストーカーなどの犯罪に巻き込まれる可能性が高いことは安易に考えることができ、とても恐ろしいことだと思いました。

日本でも問題になっており、注目を集めるために一部ユーザーが行う迷惑行為が問題視されるようになっている。公共の場であるにもかかわらず、大音量で音楽を流したり大騒ぎする様子を撮影しているユーザーに対して苦言を呈する意見が出ているほか、人気アーティストのコンサートにおいて、ステージの様子を撮影し投稿する盗撮行為について問題視されています。また、いじめ、スーパーやコンビニなどで購入する前の飲料水を飲む、公共の場の物を破壊する、線路の上や道路の中心などに降りてダンスをするなどの犯罪に当たる行為が撮影された動画が投稿され、問題視されています。職務質問の際にダンス等で警察官を挑発する動画が投稿されており、公務執行妨害威力業務妨害に当たるような行為が多く見受けられます。

警官を挑発したりするような動画をとる気持ちが私は理解できません。このような行為が多く見受けられるため2020年7月28日、自民党がTikTok制限提言をしています。

このように正しく使用すればとても楽しいツールなのに一部の人がルールを守らないために、国までが動くのはとてもバカバカしく感じます。やはりtiktokの影響力は大きくなっているように感じます。

今週の授業のまとめはここまでです。よこたん先生今週もありがとうございました。来週の授業も楽しみです。






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