見出し画像

40代ワーママが早期定年退職し、デジLIG入学を決めた話

はじめに

こんにちは、にとです。
この春長年勤めた会社を早期退職し、デジLIGでWEBを習うことにしました。退職することを伝えた時、同世代ワーママから「なんか分かる気がする。私もちょっと考えてる」という声が意外に多く聞こえました。

同じように考えている同世代ママたちの参考になればと想い、今までの経過をまとめておきます。

どうして退職しようと思ったのか

子どもが生まれた時、「子どもと一緒にいたい」「家事・育児・仕事の両立は大変」などの理由で、退職しようかな…と考える人は多いのではないでしょうか。それでも40代になると子育ても少し落ち着き、家事・育児もそれなりにこなせるようになっています。

ではなぜ退職しようと思ったのか。私の場合、大きくはこの3つでした。

1. 子どもの成長をもう少し間近で見ていたい

「え、一番手のかかる時期を脱したのに今さらそれ?」と思われる方も多いかもしれません。そうなんです。私も今さらそうなるとは思っていませんでした ^-^;;

子どもも中学生くらいになると、声が変わったり背が伸びたりします。大人と同じように会話もできるようになり、子どもの成長は楽しいことも多いのですが、一方で「おかあさん、おかあさん」と付きまとっていた頃が懐かしくちょっと切なかったりもします。

うちにはまだ下の子がいるので、この子もすぐに大きくなっちゃうのかな。上の子は知らぬ間に大きくなっていたので、せめて下の子は日々の成長をしっかり見ておきたいな。今まではこういう感情に気づかぬふりをして、うまく付き合っていたような気がします。でも40代は人生の終わりを意識し始めるお年頃。これでいいのかなという感情が大きくなっていました。

2. これからのキャリアどうする?

私はいわゆる「バリキャリ」ではありません。でも良い仕事(役立つ仕事)はしたかった。だって週末のお酒をおいしく呑みたかったから(笑)。

担当していた業務は社内施策(〇〇戦略とか、人材育成とか、標準化とか)が多かったように思います。得意先案件を対応するメンバーに対して「こういう課題があるから、こういう施策をしましょう!」みたいな役割です。
得意先と直接やり取りするわけではないので、そう意味では気楽なのかもしれません。ただ、自分の経験値が少ない業務において「ここに課題がある、こうした方が良い」と言い切れる自信はなく、いつも「今やっていることは正解なんだろうか。目的を達成できているのだろうか。」と自問自答することが多くありました。また、もしこの仕事を続けるならスキルアップが必要だなとも感じていました。

そんな中、そろそろリーダーになんてありがたいお話もいただいていたのですが…、責任を果たせるかなという不安と、今まで育ててもらった分しっかり仕事で返したいという気持ちとの間で揺れ動く日々でした。

3. 新しい仕事に挑戦できるのは今しかない?

30代になった時も「カゼひきやすくなったな」とかは思ったのですが、40代に入ると体力の衰えが半端ない。「更年期症状」という言葉も頭をよぎりはじめています。新しいことにチャレンジできるのは今がラストチャンスでは?という思いが、私の背中を押し決心するに至ったのです。

退職後の進路について

そんなこんなで退職への思いが強くなり、辞める方向で考え始めました。
まず考えないといけないのは退職後の進路。全く働かないのは経済的に不安です。何とか働かないといけない。今から全く別分野に飛び込むにはリスクが大きいので、

  1. 今までやったことがある

  2. 案件が多そう

  3. 楽しそう・興味がある

あたりをポイントに考えはじめました。

そうだ、WEBにしよう!

WEBの開発は昔やったことがあったので、これからやるなら開発かWEB制作がいいかなと思っていました。40代だと就職は難しそうと思っていましたし、そもそも子どもを間近で見ていたいという思いもありましたので、個人でできそうなWEB制作を選ぶことにしました。

実は昔、両親が60歳を目前にして料理屋を始めたことがあるのですが、メニューやホームページを作りたいという相談にうまく応えることができませんでした。チラシ制作のお仕事をされている方がお客さんにいらっしゃったので、その方が色々と力になってくれたそうなのですが、その時両親の力になれなかったことは今でも時々思い出します。両親のように商売を始めようとしている方の力になりたい、という想いもどこかにあったのかもしれません。

デジLIG入学

WEBは独学する人も多いようですが、少しでもいいので早く収入のメドが欲しかったのでスクールに通うことにしました。スクールに求める条件は大きくこの3つです。

  1. オンライン対応していること。通学も選べれば尚良い

  2. 課題以外にも質問できること(案件受注の相談にのってもらいたかった)

  3. 運営会社に実績があること

巷にはWEBスクールが山ほどあり、費用にもかなり差があります。「プロの講師が」というキャッチフレーズもあちらこちらで見かけますが、駆け出しでも収入を得ていればプロだと考えると「プロ講師」という売り文句だけだとちょっと心配でした。

その点デジLIGは、WEB制作で実績のあるLIGが講師を選んでくれているので安心です。スクール探しを初めて半年、ようやくデジLIGに決めることができました。

我ながらスクール探しに時間をかけすぎだと思っています。独身の頃とちがって、「家族のお金」を自分のためだけに使うのは結構なプレッシャーで、申し込む時は本当にドキドキしました。

最後に

もっともらしいことをツラツラと書いてみましたが、退職を決めた理由はここに書いたものだけではありません。体力的に都内での正社員続けるのは厳しいなとか、コロナ禍での閉塞感とか、普段なら受け流せるようなちょっとした不満が溜まっていたのかもしれません。

そう考えるとしょうもないのですが、色々重なったからこそ決断できたのかなと前向きに捉え、これからデジLIGでがんばっていこうと思います。

そして面と向かっては言いづらいのですが(←なぜ?)、がんばって働いてくれている夫にも感謝しないといけませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?