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排卵日調べない40歳妊活記#3 こんなはずじゃなかったプロポーズから同棲編

「おれとチームになってください!!」

「おれとチームになってください」2016年5月に一目惚れし(容姿というよりオーラにだと思う。)6月頭に意を決してお伝えした愛の告白は、「は?スカウト?引き抜き?」と思われてしまうも、、、その後も朝晩恵比寿に通って熱烈アプローチした甲斐があり、7月には江里さんの家に転がり込んだ。

一緒に暮らしてみて改めてわかったことだが、とにかく彼女は仕事人間だった。
仕事への姿勢とか向き合い方を初めて聴いたときに、こいつはホンモノや!と思って(恵比寿のエステティシャンなんてパパがおるんちゃうか?と最初は半信半疑だった)こんな人と生きていきたいと思ったわけなのだけれど、想像以上の働きっぷりであった。

独立したてだったこともあり、具体的には予約の詰め込み方が半端なかった。朝の8時から23時くらいまで毎日予約がびっしりで、1人2時間1日8人や9人の施術を行うなんて日もザラだった。他にも早朝6時の施術とか夜中1時に客がくるなんて日があったり、花火に行く日の午前にお客さん取ったり、ディズニー帰りに1人施術したりと、本当に休もうとしなかった。

そんなんだから、散々働いて、時々倒れては、救急搬送。
確か短い期間に2度ほど救急車に乗った気がする。それでも翌日のお客様には倒れたことなんて内緒にしてサロンに行ったりするようなありえない生活をしていた。

あれ?これ子どもどころか、この人の身体が心配だなー。
1度目の救急車は苦笑いくらいだったけど2度目にはこいつ死ぬぞ。。と本気で思った。そんな日々だった。

子ども嫌い?!

そして、元々彼女自身、あまり子どもというものに実感と自分が産みたいという気持ちがなかったようだった。ここは後に算命学的にもそういう宿命であったことがわかり、とても重要なポイントでもあるのでその回で詳しく解説したいと思う。
仕事柄もあるのかこのままエステティシャンとして突っ走る。そんな感じだった。

彼女の親ももう諦めていて、ちゃんと休みなよーとか言ったあとには必ず「どうせ言っても休まないだろうけど」っていう言葉がくっついていたものだった。

僕は毎日懲りずに休め休めと言ったり、早朝の仕事や深夜の仕事を必死で止めていたけど、彼女は人の言うことを聞くようなたまでは完全になかったのだった。なんか僕も定時で働いてるタイプの人間ではないけれど、彼女と話しているととても怠けた人間のような気がしてきて休めって言ってるこっちが悪いような気持ちになるほどだった。

まあ、とにもかくにも、
こうと決めたらこう。
やると決めたらとことんやる。
文字通りそういう性格の江里さんなのであった。

熱烈アプローチ時に、自己実現ももちろんだけどおれとちゃんと家庭をつくろう!おれの子どもを産んでよ!みたいな熱い言葉を伝えてたわけだけど、少しは気持ち的には和らいできてくれているものの、、想像以上の手強さだったのである。

いきなりスイッチオン?!妊活スタート

そこから
色んな周囲からのアドバイスや、結婚後の生活の中で少しずつ少しずつ働き方は変わっていき、やがて、この「やると決めたらやる」が急に妊娠に向かうこととなり、いきなり病院行った話、高齢出産の話、精子卵子のお話などなどをバーっと聞かされることになる。

ぼくからしたら35歳って高齢なの?!
普通に過ごしてたら子どもって出来るんじゃないの?!
というところからのスタートだった。

次回、江里妊活の為にレディースクリニックに行く編


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