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0歳娘の重度アトピー奮闘記 vol.9

「アレルギー体質の3層構造」

前回、2週間の間、妻の食事のほとんどの食材を完全排除することによって劇的改善に向かった、というお話を書かせていただきました。

油、肉、卵、魚、大豆から出来ているもの全部、お米、これ全部を完全排除したわけなのですが。
はい?何食えるんですか?

って、野菜、かぼちゃ、芋、調味料は塩。

以上でした。

これ、なかなか辛そうでした。
朝昼に妻が作る美味しくてボリューミーなごはんが無くなったので、僕も痩せましたが、さすがにごめんなさい。
夜には横でお肉食べてお酒飲んでいました。

ではアレルギー体質になっていくメカニズムをまとめていきます。

土台は油、そして次にタンパク質

まずは油が土台にあるそうなのです。
これが第一層としましょう。
特にオリーブオイルを除く植物油。
これの摂り過ぎ→分解できないことによって身体の中がちょうど換気扇に油汚れがつまっているような状態になります。

そして第二にタンパク質の摂り過ぎです。
特にお肉、卵です。
タンパク質を分解すること自体がなかなか内臓的には大変重労働らしいんですけども、その分解途中の物質がどうやら悪さをするようで、これが上記の油でつまっているところにさらに絡みついているような感じでしょうか。

こういう分解しきれていない、カスのようなものが血液中に残っているので母乳を通じて、赤ちゃんにいき、そしてそれを赤ちゃんも分解できずに、肌から出てきてしまうとったメカニズムのようだと理解しています。

そして、これが重要なんですけど、この状態になっているということは、ある意味全てのアレルギー(花粉症を含む)やアトピーの予備軍になるということなんだと思います。

三層目にようやくアレルゲンと呼ばれるもの

ここでようやく、ご存じのアレルゲンと言われているようなものがきます。

これまでの記事で、第一層と第二層がパンパン状態でのお米の恐ろしさを書きました。
反対に言えるのは、第一層と第二層が積みあがっていなければ、普段この第三層の食材は大丈夫なんですよね。
だから大事なのは、油とタンパク質の量のコントロールだと思います。

ま、つべこべ言わずに和食食べてたら大丈夫ということなんだと思います。
しかし、これまでの不摂生が祟り、あそこまで重度なアトピー状態だと、完全排除して一旦油を抜くというか、そういうことをしないといけない状態であったわけです。

妻は元々お米が大好きで、若い頃小僧寿しチェーンでバイトしながらシャリをもぐもぐつまみ食いしていたような奴です。
妊娠中もごはんをたくさん食べていたし、そういや、一時ハマっていたのがナゲット笑
鶏肉ミンチと豆腐で米粉まぶしたナゲットにして、米油で揚げては毎晩のように食べていたんです。鶏むね肉を唐揚げにもしていたな~w

2週間の地獄の日々からその後

まあ、自業自得ということではありますが、なかなか大変なな2週間。
妻の精神状態も限界がきたりするような、完全排除の日々が終わり、娘の肌もみるみるよくなっていったわけですが。

さてさて、そこから、ちょっとずつ様子見ながら、お米とか魚とか口にしていけるようになりました。
第一層の植物油、第二層の肉や卵を一気に抜くと、第三層目のお米も大丈夫になってくるわけですね。

そして次に、オリーブオイルと鶏肉と3年以上熟成の味噌や醤油などがOKになっていきます。

揚げ物や生卵を避けて、今ではほとんどのものを食べても大丈夫になりました。

この原則を知った上での、精製されてるされてないとか、品種改良がどうとか、だったんですよねー。

つづく

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