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#生理の話ってしにくい

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みなさんは「生理」について、周りの人たちと話したことがありますか?  からだが女性の人であれば、誰もがなんだかんだと振り回されている。 なのに、なぜかとーっても話しにくい。 … もっと読む
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#広報

NHKの中の人たちが、生理の話、書いてみます。【#生理の話ってしにくい】

こんにちは。NHK広報局です。 突然ですが、みなさんは「生理」について、周りの人たちと話したことがありますか? からだが女性の人であれば、痛みや不調に個人差はあれど、誰もがなんだかんだと振り回されている「生理」。 なのに、なぜか「生理」については、とーっても話しにくい。 そして話しにくいことが、職場や家庭、学校生活の中でのトラブルにつながることもあります。 もっとオープンに話せたらいいんじゃないか?というわけで、これから、NHKでさまざまな仕事をしている職員が「#生理

生理用ナプキンとおりものシートを間違えてしまった私が考えた、‟共感”の大切さ【#生理の話ってしにくい】

はじめまして、森内と申します。デザイナーとしてNHKに入局後、紅白歌合戦の舞台美術やドキュメンタリー番組のCG演出に携わってきました。 ▼かつての仕事「鶴ヶ城プロジェクションマッピング」▼ おととしからコンテンツ制作の部署に異動。SNSや先端技術を活用した番組の開発に関わっていた中で、生まれたのが、特集ドラマ「雨の日」です。 この「雨の日」というドラマは、同僚の女性職員が集まって、今、社会の中で課題とされているジェンダーギャップや生理について当事者の女性以外に知ら

生理は、タブーではなくプライバシー。ないことにしないで、みんなで考える社会にしたい【#生理の話ってしにくい】

「前岡さん、生理について記事を書いてみない?」 名古屋局2年目、報道カメラマンの前岡です。 初任地であるここ名古屋で、毎日さまざまな取材に励んでいます。 9月中旬、たびたび仕事の相談をしていたカメラマンの先輩から、冒頭のお誘いがありました。 生理の貧困や性暴力など、女性の権利・尊厳に関する話題が頻繁に取り上げられている昨今。 自分も当事者として何か関わることができないかと思っていたさなかのお誘いに、即答で「やります!」と返信しました。 その後送られてきたテーマ

「生理」を察することができなかった僕にできること【#生理の話ってしにくい】

「一歩間違えば、セクハラと言われる。そういう恐怖があるから仕方ない」。 僕は、心の中で、そんな言い訳を繰り返してきたのだと思う。「#生理の話ってしにくい」の記事を読みながら、見て見ぬふりすらもできていない、何も察していない自分を反すうしていた。 ディレクターになって10年目、取材でも、ロケでも、編集でも、女性とは何度もチームを組んできた。女性には月に一度、生理があることは知識として知っている。できることならしんどい部分はカバーしたいとも思ってきたし、ほんのちょっとでも体

「雨の日」もいいね!といえる時代へ【#生理の話ってしにくい】

ーーーーーーーーーーー 「ちょっといいですか…」 部下からのこの言葉は、身構えワードの一つです。今回のnoteへの寄稿も、この一言からでした。 …申し遅れました。広報局の西入と申します。みなさんとNHKの橋渡しを進め、NHKを身近に感じてもらいたいと模索を続けている56歳です。 男性管理職の立場から「生理」に関する話を書いて欲しいと部下(女性)たちに持ち掛けられ、退路を断たれて(?)引き受けました。 しかし即、行き詰まりました。困った時には、基本に立ち返るのが一番