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リユウちゃん 9

背中にリユウを纏い
舞い降りてきた
3年前
僕が君の詩を読み 泣いた
僕のせいで
君は詩をやめた

そばにいるよ
愛してるよ
最後の人だよ
僕へ そんな言葉は出さない
鍼師よ
僕も聞かない
どうしてそんなに時間をくれるのか
人生をともに生きるのか
わからない
初めて会った日に一言だけ言われた
「幸せをありがとう」と

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