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【店主ふじなみココロ日記】夏の思い出アンリ・マティス展

マティス展で記憶に残った作品にはやはり、キャンバスいっぱい大胆にブルーの世界が広がっていた。

そう、私は青色がとても好きです。

グッズはポストカードをたくさん購入。
壁にぺたぺた貼り付けて部屋でマティス展ごっこする予定。
そしてまた増えたマグカップはイエロー×ブルー。

光と影が交差する画には白の絵の具がたくさん必要なことを再確認した。

それから、戦争の暗黒を表現したのではないか、未完成はのではないかと言われている「コリウールのフランス窓」には、黒に勝てる唯一の色、グリーンが内壁の色として使われていた。

これは偶然なのか、それとも・・・

大昔。
小学校1年生のふじなみは、授業で「クリスマスの絵を書きなさい」との指令をもらった。私は絵は得意だったので、楽しく思うままにクレヨンで描き上げた。

そしていざ提出したところ、
「ダメだ!これじゃ!!」大きな声で怒鳴られた。
(平成初期の話です・・昔の先生はこんな人も稀にいた。)

何がどうダメなのか聞いたところ、
サンタクロースが持っている大きな袋を黒色で塗った
というところがダメだった模様・・

私としては白い袋はなんだか単調というか、とても味気なく感じたのです。考えた末に引き締め効果がある〝黒〟を選択したという経緯。
しかし、それがいけなかった〝らしい〟。
今考えても理由に納得はいきませんが。。。
ともかく私にはやり直しの指令が下りました。

しかし、黒で塗った色は白には塗り替えられません。
黒いクレヨンの上から塗り替えられたのは緑色でした。

サンタクロースの袋が緑色・・・
私は納得いきませんでしが、先生には無事提出できました。
どうのような評価が下ったかは記憶にありませんし、
興味もないのですが、
そこから私の緑色クレヨン最強説が確立されました。

クリスマス時期に必ず思い出すエピソードです。
まさかマティス展でも思い出すとはおもいませんでしたが。

黒は暗黒だけではないとおもう。
美しい漆黒もあるのだ。

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