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2024.1.17 ムンバイ

2024.1.17. 2日目、ムンバイ。


6時に活動開始、インド門方面へ徒歩で出発。7:12予定の日の出を目指しホテルを出るが、街はまだ真っ暗。人がほとんどいないため治安の良し悪し、安全かどうかを確認できないまま出発した。箒を使って朝の掃除をしている人が大多数。出勤のように見える人が少しいるだけだった。カメラを持っていると微笑んで、写真を撮ってほしいと頼む人。撮影するととても喜んでいた。壁と光。落ち着いた街と光の組み合わせがとても綺麗で何度も足を止めた。

観光地カメラマンの撮影ビジネス

その後様々な国でも見ることになるが、一眼で観光客を撮影し。リュックからプリンターを出して即印刷し販売するというビジネスが世界中の観光地で行われていた。料金は信じられないほど安かったと記憶している。ほとんどがキャノンのカメラを使っていた。そしてほとんどの人が暇な状態。優しいのかわからないが、近くで様子を確認してから話しかけたり、押し売りをするということがほとんどなかった。撮影した分だけ稼げるのか、それとも頑張るインセンティブがないのか?他にも結婚式の撮影が数件。皆着飾っていたが、メイクやスタイリストは同行していないようだった。フィルムカメラのランダム性が合いそうな街。犬と猫がたくさんいてよく寝ている。飼い主がいるパターンといないパターンとあり不安になる。

Gateway Of India Mumbai(インド門)

インド門(Gateway Of India Mumbai)への入り方わからず一旦は通過。朝日は時間通りには昇らず、その前の時間と空の状態がとても綺麗だった。一度通り過ぎてから、港が見やすい場所に戻る。鳩の餌やりの規模はこれまでの人生で見たことがなかったので驚いた。撮影の仕事をしている人が多い。犬と、鳩と、人と。これまでで見たことない色の空があった。ピンク、紫という感じで、オレンジまでの幅が広く、なかなか太陽も上らないので目の前の景色を楽しむことができた。初日からこのような景色を見られたことは幸せだった。

Chhatrapati Shivaji Maharaj Terminus

マーケットがあらゆる場所に存在しており、国全体がマーケットという感じ。何時流通まであるのか謎。それぞれの人が決められた役割を遂行しているイメージを持った。ホテルからもすぐ近いChhatrapati Shivaji Maharaj Terminus駅を見て感動し、そのまま市場に行ってみようと歩いていく。昨晩見た時は紫色にライトアップされていた外観だけだったので、中に入ってみてその規模に驚かされる。

とにかく人が多い。映画LIONで見た様な景色だった。やはり、映画が人に植え付けるイメージというものはとても大きい。地下道や道を歩いていくが道がある様でない様で。人があまりにも多いし、どの道がどこにつながっているか把握するまで時間がかかった。市場を何個か道沿いに見ていく。Manish Marketも通過したが、どこからどこまでが市場なのか全くわからなかった。商品、ゴミ、動物、食べ物、人、広告。様々なものがとても煩雑で、収拾がついていない。ここは自分がいて良い場所なのか、よくわからなかった。Mangaldas Marketは非常に面白かった。夜にもう一度来たいなとも思ったがそれは叶わなかった。

Marine Drive Beach

自称、この地域で一番美味しいとされる伝説のパン屋さん(Kyani & Co. | Legendary Irani Restaurant, Bakers)でクランベリー、クリームパイ、ベジパフをテイクアウト。マリンドライブで食べてから景色を見つつ帰宅。昼間なので人は少なかったがムンバイの海と街並みを見つめることができた。様々な荷物を運ぶ役割の人がいる。良い感じの光がたくさんある。現像して一旦休憩。

Jehangir Art Gallery/National Gallery of Modern Art

まずは無料のジェハンギール・アート・ギャラリー(Jehangir Art Gallery)。屋上でも写真展を開催していて、ちょうど写真家が在廊していた。続いて国立モダンアート美術館(National Gallery of Modern Art)。大きな感動はなかったが展示されている物の形態がこれまではみたことがなかった。あとは建物を回りながら進んでいくことが印象に残っている。最上階の展示は非常に暗くて少し不気味にも映った。近くを歩いているとクリケットが行われていたり興味深い建物もたくさんあった。

Nariman Point, Mumbai, Maharashtra

夕陽が一度隠れるも、また雲の合間から現れてとても美しかった。子供から飴をもらったのでまるで大阪にいるかの様だった。堤防には何百人も人が。仕事終わりという感じでも無く、夕日を見に、海の風を浴びにきている感じ。

帰路に着くと、夜はさまざまな建物がライトアップされている。噴水と夕暮れも綺麗だった。一つの停留所でバス待つ人の数が200人ぐらい圧巻。皆電話をしていたり移動中も忙しそう。

夜の街並み

インドは、というかムンバイだけなのかもしれないが光の使い方や種類がこれまでみてきたものとは違った。ライトアップの向きや色合いがとても重しく上手いなと感じる。屋台でも露天でも何かしら目に留まるところがる。昼の見え方とは全く異なるのがまた面白い。同じ建物でも連日ライトアップのデザインが変更されたりするので数日歩いていても全く飽きなかった。


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