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人の話を聞く5つのテクニック

相手と信頼関係を築くには、相手の話を聞くということが必要になります。この話を聞くというスキルがもともとなかったので、後天的に身につけたテクニックについてまとめてみました。

共感
共感は相手の感情に理解を示す行為です。同感は同じ感情になることですが、共感は理解を示すということです。「なるほど、その時、そういう気持ちになったんですね。」といった返事ですね。同感すると相手の感情にひきずられてしまいますが、共感は理解を示すことなので相手の感情に強くひきずられないように意識します。

傾聴
傾聴は相手が話を気持ちよくできるように、適切なタイミングで相槌をうったりします。相手には呼吸のタイミングなど、話をしていくテンポがあります。相手のテンポに合わせることで気持ちよく話をすることができます。ペーシングミラーリングと言うこともあります。

ペーシングとは、コミュニケーション技法の1つで、話し方や身振りなどを相手に合わせること。営業や部下育成などの対面状況で用いられる。具体的には、相手が驚いているときは一緒に驚いてみせる、相手の使っている言葉を使う、口調やテンポをそろえるといったことが挙げられる。また、極端に怒っている相手に対し極端に縮み上がってみせるといった、相手の気分や要望を汲んで話し方や身振りに反映することもペーシングに含まれる。 ペーシングをすることで、相手に「この人は自分の気持ちをわかってくれている」「自分に同意している」といった好印象を与えられるという。ただし合わせすぎたり、わざとらしい合わせ方をすると、かえって不快感をもたれる恐れがある。
ミラーリングとは簡単に説明すると、相手のしぐさや言動・行動などを鏡のようにして真似をすることにより、相手に好意や親近感を抱かせる心理テクニックのことです。「類似性の法則」というものがありますが、元々人は無意識的にも意識的にも自分と似ている人、または似たものに対して好意を抱きやすい傾向があるようです。

明晰化
話者は自分の内面を掘り返しながら話をするので、うまく整理できていないまま話をしていることが多いです。それを一旦自分の頭に乗せて整理した上で、「それって〜〜ということですか?」と聞き返すことで、相手の話の輪郭を浮かび上がらせることでお互いの理解が進みます。

リフレーミング
同じ事象を見ても、それをどう解釈するかは人によって変わります。その人のモノの見方に偏りを感じた場合には、「それってこういう見方もできない?」という違う見方を提示したりします。

情報の非対称性の解消
相手と自分で知っている情報には差があります。会話の中でそれに気づいたら、「もしかしてぼくが知らないことがあったりしますか?」と聞いたり、「これって知ってる?」と確認したりします。

このテクニックを身につければ、この人話聞いてくれてるな感を出すことができます。簡単なので是非実践してみてください。

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