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破片

私の中で何かが砕だけ散った。何もかも信用出来なくなった。

友達ってなんだろう。

私の中にはそれがずっと疑問に思っていた。

TwitterのTLで友達に勝手に比較されて、人間は人を比較する生き物だということを思い出した。私に思い出させなくていいことを思い出させたその子とは今では繋がっていない。『人に優しくしたい』と言っていた子と同じには見られなかった。

友達とは何か。

そこから分からなくなってしまった。『人はいつか裏切るもの』だということを体験してしまってからそう思うようになった。だったら自分から切ってしまった方が楽だとさえ思った。そのストッパーが外れてしまってから私は狂いだした。


尊敬している子からまさかブロ解されるなんて思っておらず、そこから自分もし出すようになった。
愚痴しか言わない人、自分の嫌いを書いてしまう人、恋愛をしていないと自分を保てない人、やたらと絡んでくる人、内輪ネタをTLで楽しんでいる人、イラついたら即フォローを外した。見ていられなかった。ストレスを減らすならそうするしかない。私は自分のことしか考えられなくなっていた。これでも自制はしていた方で、3人くらいでとめた。ストレスがMAXになった時に外していた。私は気づいていた。このままでは誰も残らないと。唯一芯があってブレない人のみが信用出来た。その人くらいしか残らないことに気づいていた。だからその人が属しているグループ内の人たちは外さないように頑張った。でも、見るのに耐えきれず、アカウントを削除したり復活させたりを繰り返し、一旦そのアカウントから距離を置いたりもしていたが、なんだかんだ辞められなかった。最終的に、そのアカウントを残して、外した人をもう一度フォローして、そのアカウントではツイートしなくなって片をつけた。やたらと絡んでくる人が無理になって、LINEグループもこっそり抜けた。インスタのアカウントでもフォローを外した人には見られたくなくて(1人は絡まれるのが嫌だったから)、その人たちには見せずにやっていた。少しストレスは軽減された。

そうなると、今度は違う人に目が行くようになる。インスタのストーリーに自分の考えていることを評して色々ごちゃごちゃ書いていた。前までは1人でも平気だったのが、実家に過ごしていたからかまた1人になると寂しくなった。反応してくれた人のみがやさしい人、それ以下は冷たい人たちと括るようになった。やはりここでも『人はいつか裏切る』という文字が頭に浮かんだ。また人を信用出来なくなっていた。人に対して期待値だけが上がってしまっているのかもしれない。

そんな人たちとどうして友達をしているんだろう。嫌なら違うところに行けばいいのに。違うところに行きたかった。行けなかった。というかどうやって他のコミュニティに入るか知らなかった。結局、自分のいた場所に戻り、人に依存するかのように毎日ストーリーを欠かさず載せた。そんなもので寂しさは埋まらない。でも、そこにいるフォロワーたちは黙って私のストーリーを眺めていた。周りはとても大人だった。こどもな私を取り残して、自分のやるべき課題をこなしていく。就活もしないといけない時期に、変な悩みを抱えて、バカみたいに感じた。就活のことをやらないといけないのに出来ない。やる気が起きない。もう無理だと思っている。私の何かが崩れ、何もかも投げやりになっている。1人で部屋に閉じこもりながら今日も苦悩に飲み込まれて闇に溶けていく。

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