吾輩はケモナーである①
はじめに
私はケモナーである。
ケモナーというのは、動物をモチーフにしたキャラクターを愛するひとのことを指す。ついでに、ドラゴンのキャラクターを愛するドララーでもある(合わせてケモドララー)。もふもふや鱗のざぎざぎしているのを見ると、たまらなく幸せな気持ちになれるのである。
最近SHOWROOMで配信していると、「自分もケモナーです」「ケモナーわかる」とコメントをいただくことが多くなっているように感じる。
ケモナーとは何なのか? ケモナーと一口に言ってしまえば簡単だが、人の数だけ意味にばらつきがあるような気もする。
そこで、答の出ているようで出ていないこのワードについて、色々綴っていきたい。
ちなみに、現実の、三次元の動物に萌え~さらには性的興奮を覚える場合はズーフィリアと呼ばれるらしく、私はこれにも該当しているようだった。ズーフィリアについて検索する際は各自自己責任で。
ケモミミ好きはケモナーではない
ほぼ断言してしまうが、ケモミミ好き=ケモナーではないことが殆どだと思う。これはケモナーが口を酸っぱくして言っていることのひとつではないだろうか。そして、ケモナーと勘違いされやすいことではないだろうか。
こちらのイラストが分かりやすい。
https://www.pixiv.net/artworks/11313122
ここでいう①は、ケモナーというよりはケモミミストであり、ケモノが好きというよりは尻尾や耳に愛着を示しているのだと考える。当然だ。ケモミミやケモシッポほど人間を狂わせるものはないからだ。……ケモナーと呼べるのは、③、あるいは②あたりの毛深さが好き、でようやくといったところではないだろうか。
ケモナーは他界隈から「怖い」と言われがちである。耳と尻尾があればケモナーなんでしょ、と言われようものなら目の色を変えて早口になるのは事実だ。
ケモナー界隈
ではケモナー界隈とはどんなところなのか? と題してはみたものの、実際私はこの界隈に足を踏み入れた自覚がない。そのため、傍から見た印象で語ると、怖いと言われがちなイメージ通り、争いが絶えていないように見える。
なぜなのか。
たぶん、ケモノが好きという共通点以外がばらけすぎていることと、界隈自体が狭すぎることで、隣人同士のトラブルが起こってしまうのではないかと思う。当たり前である。すべての人間好きが人間好きと仲良くなれるわけではないのと同じだ。
ケモナーセンサー
私は、たとえばソニックやマイリトルポニーは履修していないし、レジェンズのシロンは見たことがあってもどんなキャラクターなのか知らない。と言うと、よくケモナーからは驚かれてしまう。
自分がケモナーに堕ちたのは、CCさくらのケルベロスを好きになったところからだ。あれは恋といってもよかった。他にはデジモンや、十二国記、竜の風詩もそれを後押ししていただろうか。
それでも、私にはケモナーセンサーがある。ケモナーセンサーというのは、今即座に考えた名前で、つまりは同志を見つける勘が鋭いほうだということである。アイコンやアバター、はたまたハンドルネームを見た時に、「もしかしてケモナーかな」と感じるときがある。他のケモナーも皆そうなのだろうか……、このスキルで世界中の隠れケモナー(?)を捜して行きたい。
事実、このセンサーのおかげで、SNSで隠れケモナー(?)にめぐり逢える機会ができた(配信では、リスナーさんの方から名乗り出てくれることのほうが多い)。これは自分のフォロワー比率のせいかもしれないが、私にとって女性ケモナーは大変貴重で、最近は女性同士でケモの話ができるのが楽しかったりする。
話が脱線してきたので、今回はここまで! 次回はあるのか……
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