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『Rage2』でモヒカンを毟り続けた日々

最初に断っておくが、これは俺が遊んだゲームの“好き”を赤裸々におっ広げる場所であって、客観的に評価するレビューではない。

「ココ最高にソソるぜ~!」とか、「この要素さえあれば百億点!」といった俺の主観をブッぱするだけなので、それを踏まえたうえで読んでくれたし。

そもそもnoteという場では、最初から意図的に主観に寄らせた記事を書いてきた。俺はコンテンツを自分の感覚重視で選ぶ人間なのだが、さすがに依頼された仕事ともなると俺の感情だけで記事を展開するわけにはいかないのだ。

なのでnoteでは、今後も「俺が好きと言ったら好きなんじゃ!」というメンタルで書き貫いていく。

ということで、記念すべき最初のタイトルはベセスダ・ソフトワークスから発売されている『Rage2』だ。なぜ今『Rage2』なのかと言えば、それには深い理由がある。

3月に同メーカーから発売となる『DOOM Etarnal』を仕事の関係で少し遊ばせてもらった。プレイ感がかなり気持ちよく、帰宅後もシャブっ気が薄れなかったせいで、似たようなゲームを遊びたくなってしまった。

もちろん前作の『DOOM』も持っているので、それを遊んでもよかったが、それより先に、PS4のメニューに並ぶ『Rage2』のモヒカンと目が合ってしまったのだ。(こっちを見ていないけど)

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『Rage2』は、途中まで遊んで積んでいたタイトルのひとつだ。正直に話すとゲームの神さまに怒られるかもしれないので秘していたが、俺は途中まで遊んで積んでしまうことがよくある。

ゲームライターはスケジュールや原稿料の関係上、複数のゲームを同時にプレイし、記事を書くために必要なだけプレイを重ねたら原稿を書き、終えたら別のゲームへ移る……というペースで動かなければ生きていけない生き物だ。

もちろん1タイトルをガッツリプレイして、大きく金を稼げる仕事もないではないが、俺が得意としているのは海外タイトルで、そういった機会は比較的少ない。なのでゲームを齧っては次へ、齧っては次へと飛び回るイナゴスタイルが定着してしまった。そしてわずかに空いた趣味の時間で好きな作品を進めるのだ。

ふと思ったが、イナゴは食い尽くしてから次へ行くのだから、むしろまっとうなゲーマーなのではないか?

ともあれ『Rage2』もそんなつまみ食いの被害者だったのだが、ゲームアイコンを見つめていたら聞こえてしまったのだ。モヒカンのまなざしが「ヘイ兄ちゃんよぉ、ちょっと俺とランデブらないかい?」と訴えてくるのを。

かくして俺は『Rage2』をしっかりクリアするゾイと心に決めたのである。

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