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ウォーハンマー ナラティブの巣

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ミニチュアゲーム「ウォーハンマー」で、ナラティブ性を高めたい人によるナラティブ記事。
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#ミニチュアゲーム

AoSの八領域の設定を、アーミーと馴染ませるには

「自分の軍勢の設定を考えたい」と思ったことはないだろうか。自軍を率いる将軍はどんな名前で、どんな人物なのか。彼らはどこに居を構え、何を目的としているのか。もちろんどんなオリジナル設定でも構わない。しかし世界設定を知ることで、より世界観に馴染む配役を与えてあげられる。 ゲーム部分のみを遊ぶだけでなく、そういった物語性を楽しむナラティブな遊びができるのも、ウォーハンマーの魅力だ。 今回はウォーハンマーの現ファンタジー版である『エイジ・オヴ・シグマー』(AoS)の領域の話をしよ

どう違う? ウォーハンマーシリーズの違いを解説

このページを見ているということは、ミニチュアゲームのウォーハンマーに興味を持ったものの、種類が多すぎてわからない……といった悩みを抱えているのかもしれない。 それを前提に話を進めていくため、この記事では“ウォーハンマーとは何ぞや”ということには触れない。もしまったく知らない人がいたら、過去に自分が寄稿させてもらった紹介記事でも見て欲しい。情報は古いが大筋はつかめるハズ。 確かに、ウォーハンマーは世界観によって大きく2つ(細かく分ければそれ以上……)に分かれているし、そのう

アンタール王朝 戦闘領域ベネディクトゥム 回億録#1

アナログゲーム溝の口で2020年11月から開始した、Warhammer 40,000 クルセイドのプレイ記録です。 「おぉ永き微睡に沈む同胞たちよ。覚醒の時ぞ。」  地を踏みしめた足の重みに負け、土が極小の防壁を築く。熱を持った躯体が地を焼く臭いが風に舞うも、その身体の持ち主は事もなく眼前に続く地平を睥睨していた。形ばかりの鼻腔をくすぐる煙も、鈍色の肌を撫でる空気も、彼の者に感慨を抱かせるには至らない。  如何なる事象ですら、彼ら――ネクロンの心を小波立たせることは不可能と

勢力解説:ネクロン/王朝復古を掲げる太古の種族

ウォーハンマー40,000の9版の最初のボックス、インドゥミタスにて、大幅なモデルのリニューアルがされた勢力、ネクロン。 SFスケルトンとも形容できる彼らのミニチュアを見て、ネクロンに興味を持った人に向け、彼らがどんな種族なのかを解説していきたい。 独自の設定のネクロンアーミーを構築するなど、ナラティブ的な遊びかたをする際に参考にして頂ければ幸いだ。 ナラティブ的な視点でアーミーを作る際、まず考えたいのは、彼らが何のために戦うのか、ということだ。では、ネクロンとはどんな

世界観を壊さずに独自設定を作りたい:WH40k編

アーミーやゲームにナラティブ性を与えるにあたって、基礎となるのは大本の世界観への理解度だ。 もちろん、好き勝手に想像してもいいのだけど、それだとこの記事で何も書くことがなくなるし、俺は基本的な設定の上に成り立つ独自設定という塩梅が好きなので、この記事はそういった視点で書かせてほしい。 例えば「ウルトラマリーンのオリジナルチャプターマスターを考えたぜ!」っていうのも自由だけど、公式でウルトラマリーンの戦団長としてはマルネウス・カルガーという人物がすでに存在するわけで、俺が何