【20代向け】若手マネージャーになるまでに読んで役立ったビジネス書5選
28歳営業マネージャーになるまでの読書
僕は現在28歳。大手求人広告の地方支社にて営業マネージャーをしており、部下10名の組織の責任者として日々働いています。
ですがここまでのポジションになるまでにはもちろん努力もしたし、とても悔しい思いをしたこともありました。
今回は、これまで読んだなかで特に刺激的で面白かった5冊を紹介します。
いずれも「もともとは読書嫌い」な僕が読んできた本なので同じような方でも、読みやすく、内容も頭に入ってきやすい本なのかなと思っているのでおすすめです。
1.渋谷ではたらく社長の告白
サイバーエージェント社長の藤田晋さんが、学生時代〜サイバーエージェント創業といくつもの困難を経て現在に至るまでの軌跡を綴った一冊です。
僕は起業家として大成したいつもりはありませんが、常に「当事者意識」を持って仕事に取り組んでいます。ここで言う「当事者意識」とは「自分の仕事次第で会社の業績が変わるんだ」と言うような責任感であり、自分ごととして捉えている意識のことです。
この本は起業家ではないにしろ、ビジネスに関わる人間として全て自分ごととして粘り強くやり切るマインドを与えてくれる本だと思います。
特に「仕事で一旗あげたい」若手にはおすすめです。
2.苦しかったときの話をしようか
こちらは日本有数のマーケターであり、P&Gのブランドマネージャー/当時経営破綻に陥っていたUSJを独自の数学マーケティングでV字回復させた森岡豪さんの著書です。
もともとは就職活動を目前に控えた森岡さんの娘さんに当てた手紙が元になった本で、編集者の方が「世に出すべき!」と森岡さんに依頼して出版されました。
本来の目的のように
「何をしたいのかわからない」という方はもちろん
「今の会社にいていいのか?」「人生におけるキャリア戦略をどうすべきか」
といった悩める若手ビジネスパーソンにおすすめの本です。
内容としては働く上での目的の確認やただいい会社に勤めればいいわけではない、「自分を資本」として戦略的にキャリアを重ねて力をつけていくノウハウも綴られた一冊です。
3.ブランド人になれ!
現在はトゥモロゲートのCTOなど複数者の経営・マーケティング・広報として関わっている田端信太郎さんの著書。
NTTデータ・ライブドア・コンデナスト・LINE・ZOZOといった歴史ある日本企業からスマホの普及によって日本全国に利用者がいるIT企業やファッションECサイトなどで営業、企画、広報責任者、メディア責任者などを経験してきた田端さんが「仕事を頑張りたい若手ビジネスパーソン」に向けて執筆した本書。
プロのビジネスパーソンとして「個人の力」をさらに強くするための具体的な仕事術やかんがえかたが記されています。
・汗水に価値はない
・給料の値段はお前が決めろ
・会社なんて幻想だ
・現地、現物、現場を体感せよ
などなど本質的であり、これから到来する「個の時代」に適応できる骨太ビジネスパーソンを日本に増やすための一冊と言ってもいいかもしれません。
4.人を動かす
言わずと知れた名著で既に知っている方もいると思いますが、僕はこれを
人事→営業職へとジェブチェンジした際に悩んでこちらを読みました。
心理術のように相手の心を読んで好きな方向に動かす、、、といった内容ではありませんが、人が動きたくなる伝え方だたったり、その逆だったりと僕は営業として独り立ちできるような考え方が
身に付いたのもこの本のおかげだと思っています。
・営業職を初めて経験する人
・組織の長として多くの人と関わる人
・(職場の、プライベートの)人間関係に悩む人
などにも応用の効く珠玉の一冊です。
5.キングダムで学ぶ乱世のリーダーシップ
僕が「キングダムが好き」というのもあるのですが、これほどまでにビジネスに落とし込める、応用の効く漫画はないんじゃないかと思うほど参考になります。
もちろん歴史ものとして壮大なスケールの元繰り広げられる合戦と主人公のサクセスストーリーとしての面白さもあります。
リーダーとはもともろ「リーダーの素質がある人」がなるものでもなく誰にでもそのチャンスがあることを貧しい奴隷出身の主人公「秦」が教えてくれます。
リーダーとして
・人を巻き込む
・率先して範を示す
・先を見通して細部まで気を配る
・合理的に考えて、あえて非情になる
などビジネスの様々な場面で起こる事象に対してキングダムのストーリーを通して、わかりやすく学ぶことができる1冊です。
まとめ
以上、僕が28歳で営業マネージャーをするまでに読んで参考にした5冊を紹介させてもらいました。
立場や背景によっては全て参考になるかどうか分かりませんが、いずれも時代を超えて支持される名著から、Amazonランキング上位など世の中から求められている情報の詰まった本ばかりです。
自分では経験していないことも「本を通して学べる」ことが読書のいいところなので、ぜひ読んでみてください。