自分を、俯瞰的にみる。
あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、
あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと―。
『ノルウェイの森』の一説。
最近、この一説をよく思い出す。
物事に没頭すると周りが見えなくなり、思い通りに運ばないと思考停止しがち。
改めて、物事を近視眼的に見ず、俯瞰的に。
そういえば、営業時代によく意識していたことを思い出した。
商談は売りに行くのではなく、確認作業。
どう説明すればお客さまは納得してくれるだろうか?ではなく、
お客さまはこのプロダクトで幸せになれるかどうか、確認しにいくだけ。
- 現状の課題を確認
- 課題を放置したらどうなるか確認
- 解決できたらどうなるか確認
- 自社のプロダクトで解決できるか確認
- お客さまの予算感とあうか確認
- 費用対効果が見込めるか確認
- いつから導入したいか確認
- 社内決裁フローを確認
- いつまでに契約する必要があるか確認
1時間の商談で相手にプロダクトマーケットフィットするかを確認して、すればとってくるだけ。
9割以上話すのは相手。
少し脱線したが、こんな具合にドラクエの主人公を画面上から操っている感覚で自分を見る。
うまくいかない時、失敗した時、憂鬱な時。
自分はこれが苦手だった、ことが確認できた
ぐらいで。
じゃあどうすれば次はうまくいくか、どうすれば平常心を取り戻すのか、色々試して確認してみよう
ぐらいで。
焦らず、落ち着いて歩こうと思う。
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