「今日は天気が良いから光りそうだ。それにしてもあつい!あつすぎる。」
壊れたクーラーと流行るコロナで息の詰まる研究室で、普段光らない物質を光らせようと一喜一憂する日々。。
B6 鶴田理久
さて、先月の振り返りですね。
先月は半年間ほど痛めている坐骨結節部位の痛みが増し、キロ5が最大スピードでした。そのため、LSDしかしていないです。その分疲労感が少なくなり、安定して距離を踏むことができました。
その痛みも多くの方による治療のおかげで回復の兆しが見えてきており、8月からはポイント練習に参加できそうです。
この酷暑の夏を乗り越え、9,10月の記録会へと向かって行きます。
ところでみなさん、最近ジブリ映画を見てますか?
僕は最近ジブリを見直しています。
観ていると昔観ていた頃には気づかなかった発見がポンポン出てきて面白いんです!
そもそも僕は“となりのトトロ”、“千と千尋の神隠し”と“ハウルの動く城”を小さい頃に何度も観て育ってきました。
特にトトロが大好きで、僕の妹の名前が“めい”なのは、親が妹の名前を考える際に僕が親に”めい“を提案したことから来ているそうです。(全く覚えてないけどね。)
その頃、自分の年を手で数えられるくらいの頃、どうしてジブリアニメが好きだったのか。
それは、単にキャラクターの可愛さであったり、どの作品もハッピーエンドな感じが良かったんだと思います。
音楽も良い!久石さん最強。
ですが今見るとどうでしょう。
<魔女の宅急便>
これって、ハッピーエンド?
血で飛ぶとは?
キキの魔法が復活してもジジが最後まで喋れないのはどうして?
<風立ちぬ>
菜穂子さんって実はちょっと怖くない?
最後の描写はどういうこと?
<千と千尋の神隠し>
どうして湯婆婆は名前を奪うのだろう?
どうして千尋のお母さんは千尋に対して無愛想なのだろう?
ん?ミギハヤミ…コハクヌシ?
と言った疑問や
<魔女の宅急便>
おばあちゃんが苦労して焼いたパイを喜ばない孫娘を見ても、まぁ、こういう気持ちの行き違いって結構あるよな、
<風立ちぬ>
堀越二郎って女の人しか見てないよな、
震災時にお絹を助けたのって、たぶんお絹がタイプやったんだろうな、
そういえば小学生の時って授業中に
自分の頭の中で危険な状況(大地震、不審者…)を想定して、好きな女の子をいかにかっこよく助けるかって考えてたよなぁ、(小学男子は全員ある。)
これって冒頭の堀越二郎の夢のシーンと重なるよなぁ。
のような描写に関する納得とか。。。。
これまで気づかなかったことに気づく。
これまで理由がわからずスッキリしなかった部分がスッと腑に落ちる。
観る度にそんな発見があります。
さらに、ジブリの教科書という本が存在しています。
そこには、宮﨑駿さん、鈴木敏夫さんや制作に関わった方々の制作時の思いだけではなく、作家、宗教学者、大学教授などがいろんな角度から作品の解釈を述べています。
それを踏まえた上でもう一度ジブリを観てみるとより細かな描写が気になり、そこを追求していくとジブリアニメの“拘り”が見えてくる、キャラクターに“奥行き”が出てくる。
宮﨑駿さん自身、ジブリアニメを追求することは視聴者には求めていないと思います。
ですが、自分はジブリアニメを通じてアニメの新しい見方を発見できました。
現在サブスクが普及し、ディバイスがあればいつでもどこでもアニメが観られるようになった事で、アニメを見る貴重性が薄れ、つい片手間に見てしまいがちです。
ですが、そこをあえて一つのアニメに集中して見ると何か面白い発見があるかもしれない…ですぞ!
解答
使用した写真は全てスタジオジブリがご自由に使ってくださいと提供してくださった場面写真より添付しています。
ジブリファンの方はぜひ、パソコンや携帯のホーム画面にしてみてはいかがでしょう。
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