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ワールドカップより駅伝が好きです


私は島原学生駅伝を走ることができません。

環境科学部3年の岡本遼です。

noteを書くのは5ヶ月ぶりで、前回は「新しい自分になりたい」という題で、noteを書きました。生活面でも陸上面でも殻を破り、自分が駅伝優勝メンバーの一員になることを、書いた当時決意し、それから5ヶ月が経ちました。結局、出走するどころか、10人の登録メンバーにも入ることができず、僕を含め、登録メンバーに入れなかった数人の選手は、11月12日に、佐賀で行われた記録会に出場しました。このnoteで何を書こうかとても迷ったのですが、僕たちにとって駅伝の代わりとなった佐賀の記録会で思ったことと、島原学生駅伝に向けて考えていることを、今回は書いていこうと思います。

【1年間の集大成と位置づけた記録会】

10月に行われた記録会をもって、10人の登録メンバーが決まり、入れなかったと分かった瞬間は、悔しさと情けなさが大きかったです。どっちかと言うと、発表当日の記録会で、目標としていたタイムと程遠い結果になり、1年生が3人もメンバーに入ったので、情けなさの方が大きかった気がします。この結果にはかなり萎えましたが、メンバー発表と同時に、11月の記録会に出場することが決まり、記録会までもあまり期間がなかったので、気持ちの切り替えは早いうちにできました。

11月12日当日は、15分台を目標にしていました。ただ、結果としては、16分27秒。自己ベストも出せず、平凡以下のタイムで終わりました。申し訳ないなあと思いました。今も思います。15分台出して、少しでもチームに勢いを付けようと思ってましたが、逆に勢いを止めるような結果になってしまいました。 集大成とはなんだと思いました。15分台も、駅伝メンバーも、かなり遠いなと感じました。レース展開もいつもと変わらず、自分にもチームにもいい影響を与えられず、何やってんだろうと思います。でも、今までは自分のためにしか走ってきませんでしたが、チームのためを思って走れたところだけは、新しい自分になれたと言えるような気がします。

今週末、もう一度5000mを走る機会があります。駅伝に2回目はないので、少し複雑な気持ちも感じています。ただリベンジの機会を与えていただいたからには、いち選手として殻を破れるように、また、すぐそこに迫った島原学生駅伝を走る選手にとって、いい影響を与えられるように120%出し切ります。

【チームにとっての集大成】

僕という選手にとっての集大成は、佐賀の記録会でした。ただ、15分台という目標には届きませんでした。

しかし、チームにとっての集大成は島原学生駅伝で、このチームは優勝するはずです。優勝メンバーになることはできませんが、そのサポートメンバーとしてできることをしていきます。駅伝を走らない選手として、上級生として、去年駅伝を走った経験者として、できることは無限にあるかなと思っています。特に1年生は、分からないことがほとんどで、当日はかなり緊張すると思います。僕も去年は、中継地点に置かれた簡易トイレだけで、3回ぐらいは行った記憶があります。でも、僕は経験が、″0→1″になっているので、その経験をチームに少しでも還元していけたらと思っています。

島原学生駅伝まで、あとちょうど10日です。10日後に、笑って、嬉し涙を流しながら、みんなで抱き合えるように、これからを過ごし、当日は全力で応援します。

最後に、ワールドカップももちろん好きですが、この記事の題名に特に意味はないです。今ちょうどワールドカップ期間なので、題名やハッシュタグにワールドカップって付けたら、少しでも多くの人に興味をもっていただけるんじゃないかなと思って付けました。ほんとにこんくらいの意味です。

でもやっぱり、駅伝の方が面白いし、感動できるスポーツだと思っています。10日後、楽しみです。

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